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春爛漫の桜と狂言 [能・狂言]

関西の桜も今週末が満開って感じで、朝からポカポカと晴れわたった本日は、
松下幸之助歴史館と隣のさくら広場、それに西宮北口に用があったついでに、
夙川の桜も眺めてきました。
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<夙川>
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ちょっと鉄ちゃん気分?阪急電車と桜(ジオラマ風)
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桜を愛でた後は、兵庫県立芸術文化センターに「古典と遊ぶ 春爛漫 茂山狂
言会 お豆腐狂言」を観に行ってきました。
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はじめに茂山宗彦さんの解説があり、演目の最初は、茂山千五郎さんに松本
薫さんと茂山茂さんで“墨塗”。次は茂山千三郎さんと茂山逸平さんで“文蔵”。
最後は、茂山七五三さんと茂山宗彦さんに茂山あきらさんの“長光”でした。

墨塗は、訴訟のために太郎冠者と都に出てきていた大名が、訴訟もけりがつ
いたので田舎に帰ろうと、馴染みの女のところに別れの挨拶に行くと、涙を流
して寂しがるが、その涙が茶碗の水だと言うことに太郎冠者が気づき、墨の入
った茶碗と取り替え、真っ黒な顔になった女が激怒し・・・と言う話。大笑いさせ
てもらいました。

文蔵は、主人に断りもなく旅にでていた太郎冠者を主人叱ると、主人のおじさ
んのところに行ったと言い訳をはじめる。おじさんだったら珍しいものを食べさ
せたはずだと食事の名前を問い詰めるが、思い出せない太郎冠者が主人の
好きな源平盛衰記に出てくる名前だと言い出したので、主人が源平盛衰記を
語りだすと言う話。文蔵と温糟(うんぞう)粥の間違いと言うネタです。

長光は、昨年末に善竹さんのモノを観た記憶があったんですが、おおむねスト
ーリーは同じですが、微妙に違いがあって面白かったです。太刀を下げて市場
で帰郷の買い物をしている男にスッパ(泥棒)がよってきて、太刀の紐を自分の
腰に巻いて、これは自分のモノだと言い出し争いになると言う話です。

能の間に息抜きで観る狂言は緊張感との落差で笑えますが、続けて狂言を観
るのも楽しいですね。


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