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摂津でジャッキさん [落語]

薄雲が広がり非常に蒸し暑かった今日は、G20の影響がありそ
うな大阪市内には足を向けず、桂雀喜さんの落語会「第114回
ジャッキー7」を聴きに摂津市民文化センター(いきいきプラ
ザ)に行ってきました。(淀川を渡る感じになるので、なんと
なく心の距離があったんですが、行ってみたらけっこう近かっ
たです!)
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令和最初のジャッキー7の演目は、二豆さんの“煮売屋”。雀喜
さんの“軽業”。そして、楽珍さんの“蒟蒻問答”。最後は雀喜さ
んの“饅頭こわい”でした。

二豆さんの“煮売屋”と雀喜さんの“軽業”は、どちらも喜六と清
八が、お伊勢まいりに行く旅の噺。テーマを絞った落語会でも
ない限り、寄席や落語会では同系統の噺をあまりしないんです
が、続き物みたいな感じで(“東の旅”の一連の中の噺なので、
ある意味、続き物みたいなものですが・)、面白かったです。
二豆さんの“煮売屋”は、小拍子と張扇で軽やかにリズムを刻み
ながら話を進めるいかにも前座噺って感じで、内容云々よりも
音楽を聞くように楽しく聞かせてもらいました。
雀喜さんの“軽業”の方は、露店の怪しい見世物小屋(一間のオ
オイタチや天竺の白孔雀など)の風情と扇子と指で演じる軽業
が見せ場で、細かな指技が軽業に見えるから、想像力の芸と言
われる落語は面白いですね。
旅と言えば、まくらで曰く、雀喜さんは夏に毎年、青春18切符
で遠野まで行かれているそうです。凄い!

次は楽珍さん。G20や闇営業、顔が似ているゴーンさんやお孫
さんの話などなど面白くって長いまくらの後に、けっこう端折
って“蒟蒻問答”。

そして雀喜さんの“饅頭こわい”。ちょうど先日、水辺のまち e-
よこ逍遥2019でフラメンコを見に行った時に確認した本町の
曲がりと農人橋のイメージが残っていたので、リアルに情景を
思い浮かべながら話を聞かせてもらいました。
最後の饅頭を食べるシーンを見ると、甘党の私としては無性に
饅頭が食べたくなります!笑

中入無しの2時間、じっくり落語を楽しみました。度々行きそ
うな気がします。

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