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梅雨の終わりに雨の映画 [映画]

蒸し暑かった参院選の投票日。投票を済ませた後、「君の
名は。」の新海誠監督の最新作「天気の子」を観に行って
きました。
天気の子01.jpg 
上映が始まったばかりなので、詳しい内容は書けませんが、
新海ワールドと言われる細密で美しい映像が上映されてい
る約2時間、ほぼほぼ雨が降っている映画でした。

昨年の西日本豪雨を例えに出す必要が無いくらい、正に今
も九州北部では台風と梅雨前線の影響による記録的な大雨
で(この言葉も陳腐化するほど毎年繰り返されますが・)、
町は水に覆われ、関東方面は日照時間が少なく、それこそ
雨ばかりの日々が続いています。が、今回の新海誠監督の
天気の子は、異常気象(何を基準に異常気象なのか?記録
的云々と言っても記録しだしたのは近年だろう?と言う意
味も含めて)と、神話や古い民話として残る人間と自然の
長い長いかかわりを題材にした映画って感じでした。

離島から家出し東京にやって来た16歳の少年森嶋帆高(醍
醐虎汰朗さん)が出会った100%の晴れ女の天野陽菜(森
七菜さん)。2人と陽菜の弟凪(吉柳咲良さん)は、晴れ
を売る不思議な生活をはじめるが・・・。
ムーと言う懐かしい雑誌(昔は好きで読んでたけど、まだ
有るのかな?)に記事を書いている須賀圭介(小栗旬さん)
や夏美(本田翼さん)。帆高を追いかける安井刑事(平泉
成さん)と高井刑事(梶裕貴さん)。それに「君の名は。」
の2人も登場し、ままならない天気の様な物語が繰り広げ
られます。
それとRADWIMPSさんの“愛にできることはまだあるかい”
の歌が、作品の世界に誘ってくれました。

前作の「君の名は。」は、予期せぬ自然災害を回避する設
定でしたが、今回の「天気の子」は、自然災害の中でも日
常をたくましく生きる人々が描かれている素敵なアニメー
ション作品でした。

この映画の内容とは直接関係は無いですが、人々に愛や感
動を届けるために夢を持ってアニメーションを創っている
方々に、非常に不幸な出来事が起きてしまいました。いち
アニメーションファンとして、ただただ悲しい限りです。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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