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村上春樹さん原作の舞台 [観劇(他)]

曇天模様でスッキリしない天気でしたが、雨は大丈夫だ
った今日は、原作は村上春樹さん、脚本がフランク・ギ
ャラティさんで、演出を倉持裕が務めた舞台「神の子ど
もたちはみな踊る after the quake」を観に、少し足を
伸ばして神戸文化ホールに行ってきました。
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“神の子どもたちはみな踊る”は、村上春樹さんの阪神大
震災をテーマにした作品を集めた短編小説集で、今回は、
その中から村上春樹さんの自伝的な“蜂蜜パイ”の話を骨
格に、主人公が劇中で書いてる小説“かえるくん、東京
を救う”が、劇中劇として展開すると言う設定。
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主人公である売れない作家淳平(古川雄輝さん)、大学
時代からの友人小夜子(松井玲奈さん)の娘沙羅(横溝
菜帆ちゃん)が、テレビで連日流れていた震災の映像の
影響で夜泣きするようになり、困った小夜子から助けを
求められた淳平が即興の熊の話を聞かせて寝かせつけて
いる。

淳平は、“かえるくん、東京を救う”と言う短編小説を執
筆中で、ある日、信用金庫の取立て係のしがないサラリ
ーマン片桐(川口覚さん)が部屋に帰ると巨大な蛙の“か
えるくん(木場勝己さん)”が居て、東京で起きる地震を
防ぐために地震の原因である巨大な鯰ではなくミミズの
“みみずくん”をいっしょにやっつけようと頼まれる。

淳平が引きずっている過去。大学時代の小夜子との出会
いと、淳平と小夜子はお互い惹かれながらも、共通の友
人である高槻(川口覚さん)が小夜子と結婚し、そして
出産。その後に離婚。淳平は小夜子と友人と言う関係で
現在に至る。

かえるくんといっしょに戦うことを決意した片桐だった
が、決戦の日、路上で倒れ病院に運ばれる。片桐が病院
のベッドで気を失っている間に、かえるくんはみみずく
んと戦い地震は防いだが・・・。これは夢か?現実か?

淳平と小夜子と沙羅は動物園に行き、家に戻って沙羅を
寝かしつけ、2人は・・・。って話でした。

虚構と現実の二つの物語に過去と現在が交差する舞台は、
語り部が語る物語と知的でテンポの良い会話で展開する
非常に面白い舞台でした。
ナイーブ青年って感じの古川雄輝さんも知的で清楚な雰
囲気の松井玲奈さんも素晴らしかったです。

劇場の前が、ちょうど楠木正成を祀る湊川神社(楠公さ
ん)だったので、ちょっと立ち寄って参拝させてもらい
ました。
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流行っているとテレビで見かけたので買ってみました。
ローソンのバスク風チーズケーキ“バスチー”のプレミア
ム版。
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昨今のコンビニスイーツは美味いですね~!ビックリで
す。バスクと聞いても、昔活躍したオレンジ色の自転車
チームエウスカルテル・エウスカディしか思い浮かびま
せんが、チーズケーキも有名だったんですね。

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