神戸で只のアートめぐり [美術館]
三連休の最終日。風が冷たい一日でしたが、いただき物の
展覧会の招待券が有ったのと、関西文化の日の企画で無料
で入れる美術館があったので、今日は只のアートめぐりに
行ってきました。
先ずは、あまらぶアートラボ A-Labでやている「山中sup
lexのみんなと、尼崎にいるあなた」を拝見(無料)。
滋賀の大津にあるシェアスタジオ“山中suplex”に所属する
アーティスト10人(石黒健一さん、小宮太郎さん、小笠原
周さん、本田大起さん、木村舜さん、小西由悟さん、坂本
森海さん、前谷開さん、宮木亜菜さん、和田直祐さん)の
グループ展で、子供に向けた展覧会と言う企画だそうです。
入口には小笠原周さんの彫刻、ロビーには前谷開さんのテ
ーブル下の秘密基地が設えてありました。子供が喜びそう
な空間です。
ルーム1は、靴を脱いで入り、床に座って作品を見たり触
ったりしながら楽しむ部屋になっていて、和田直祐さん、
木村舜さん、小宮太郎さん、前谷開さん、宮木亜菜さん、
小笠原周さん、小西由悟さん、本田大起さん、石黒健一
さんの作品が部屋中にちりばめてあり、かわいかったり不
気味だったりちょっと触りたくなる雰囲気でした。
隣の倉庫には宮木亜菜さんの粘土の部屋。昨今の水害を暗
示するような泥だらけの家財が印象的です。
給湯室では小宮太郎さんのオブジェが、グルグル回ってま
した。
ルーム2は、触ることをテーマにした部屋で、坂本森海さ
んが持ち込んだ原土(陶芸に使う元のどろ)を使ったワー
クショップの作品。本田大起さんは色粘土をお客さんが付
け加えて変化していく作品でした。
廊下には前谷開さんの写真や木村舜さんのオブジェが点在
していて、ここからは触っちゃだめゾーン。
ルーム3は、見るだけの部屋で、和田直祐さんの絵画や小
宮太郎さんの立体作品(石黒健一さんと小笠原周さんの作
品も含まれます)が暗がりにスポットライトを浴びて幻想
的に輝いていました。
最後の和室では、秘すれば花の世界で、坂本森海さんの陶
芸作品と木村舜さん&和田直祐さんのインスタレーション
が飾ってありました。和の雰囲気と相まってイイ感じです。
確かに子供も喜びそうでしたが、大人も楽しかったです。
次は、毎年秋に行われている関西の美術館の無料開放企画
「第17回 関西文化の日」で(メインは16日、17日)、兵
庫県立美術館がこの三連休常設展が只ってことで、眺めさ
せてもらいました。
コレクション展は「けんび八景」と題して、収蔵作品を8
つの景色に見立てて展示がしてありました。
菅井汲氏の絵画、制作者集団極、版画、花瓶を描いた静物
画、油彩画、具体、ユダヤ難民の写真、現代彫刻で八景と
なってました。それぞれの特徴的な景色を楽しめました。
コレクション展の奥では「没後80年 村上華岳」と言う展
示も行われていて、風景や仏などを描いた掛け軸が静かに
並んでいました。
もうひとつ“美術の中のかたち-手で見る造形展”として、
今回は「八田豊展 流れに触れる」と言う展示が行われて
いました。
八田豊さんは齢89の作家さんで50代頃に失明し、和紙や
その原料である楮(こうぞ)を糸状にして触感を頼りに
張り合わせて作品を制作されているそうで、今回は、作
品に触ることで八田さんの制作を追体験できる企画だそ
うです。素晴らしい!
只の横では、機動戦士ガンダムでお馴染みの富野由悠季
さんの展覧会が有料で行われていました。が、今日は只
のアートめぐりを企てていたので、無料で見られるヤノ
ベさんの野外作品や安藤さんの建築を楽しみました。
最後は、これが本日の本命だったんですが、横尾忠則現
代美術館でやっている「横尾忠則現 自我自損展」を招待
券で拝見。
今回は、横尾さんの美術館で横尾さん自身がキュレーシ
ョンした展覧会を行うと言う企画だそうです。
画家宣言をした80年代初頭から今年の新作まで、あまり
偏りなく網羅的に横尾さんの作品を見せてもらった感じ
でした。絵が素晴らしのはもちろんですが、滝写真を壁
や天井にびっしり並べたインスタレーションは圧巻でし
た。面白かったです。
今回のお気に入りの一枚は“下田幻想”でした。タイトル
展覧会の招待券が有ったのと、関西文化の日の企画で無料
で入れる美術館があったので、今日は只のアートめぐりに
行ってきました。
先ずは、あまらぶアートラボ A-Labでやている「山中sup
lexのみんなと、尼崎にいるあなた」を拝見(無料)。
滋賀の大津にあるシェアスタジオ“山中suplex”に所属する
アーティスト10人(石黒健一さん、小宮太郎さん、小笠原
周さん、本田大起さん、木村舜さん、小西由悟さん、坂本
森海さん、前谷開さん、宮木亜菜さん、和田直祐さん)の
グループ展で、子供に向けた展覧会と言う企画だそうです。
入口には小笠原周さんの彫刻、ロビーには前谷開さんのテ
ーブル下の秘密基地が設えてありました。子供が喜びそう
な空間です。
ルーム1は、靴を脱いで入り、床に座って作品を見たり触
ったりしながら楽しむ部屋になっていて、和田直祐さん、
木村舜さん、小宮太郎さん、前谷開さん、宮木亜菜さん、
小笠原周さん、小西由悟さん、本田大起さん、石黒健一
さんの作品が部屋中にちりばめてあり、かわいかったり不
気味だったりちょっと触りたくなる雰囲気でした。
隣の倉庫には宮木亜菜さんの粘土の部屋。昨今の水害を暗
示するような泥だらけの家財が印象的です。
給湯室では小宮太郎さんのオブジェが、グルグル回ってま
した。
ルーム2は、触ることをテーマにした部屋で、坂本森海さ
んが持ち込んだ原土(陶芸に使う元のどろ)を使ったワー
クショップの作品。本田大起さんは色粘土をお客さんが付
け加えて変化していく作品でした。
廊下には前谷開さんの写真や木村舜さんのオブジェが点在
していて、ここからは触っちゃだめゾーン。
ルーム3は、見るだけの部屋で、和田直祐さんの絵画や小
宮太郎さんの立体作品(石黒健一さんと小笠原周さんの作
品も含まれます)が暗がりにスポットライトを浴びて幻想
的に輝いていました。
最後の和室では、秘すれば花の世界で、坂本森海さんの陶
芸作品と木村舜さん&和田直祐さんのインスタレーション
が飾ってありました。和の雰囲気と相まってイイ感じです。
確かに子供も喜びそうでしたが、大人も楽しかったです。
次は、毎年秋に行われている関西の美術館の無料開放企画
「第17回 関西文化の日」で(メインは16日、17日)、兵
庫県立美術館がこの三連休常設展が只ってことで、眺めさ
せてもらいました。
コレクション展は「けんび八景」と題して、収蔵作品を8
つの景色に見立てて展示がしてありました。
菅井汲氏の絵画、制作者集団極、版画、花瓶を描いた静物
画、油彩画、具体、ユダヤ難民の写真、現代彫刻で八景と
なってました。それぞれの特徴的な景色を楽しめました。
コレクション展の奥では「没後80年 村上華岳」と言う展
示も行われていて、風景や仏などを描いた掛け軸が静かに
並んでいました。
もうひとつ“美術の中のかたち-手で見る造形展”として、
今回は「八田豊展 流れに触れる」と言う展示が行われて
いました。
八田豊さんは齢89の作家さんで50代頃に失明し、和紙や
その原料である楮(こうぞ)を糸状にして触感を頼りに
張り合わせて作品を制作されているそうで、今回は、作
品に触ることで八田さんの制作を追体験できる企画だそ
うです。素晴らしい!
只の横では、機動戦士ガンダムでお馴染みの富野由悠季
さんの展覧会が有料で行われていました。が、今日は只
のアートめぐりを企てていたので、無料で見られるヤノ
ベさんの野外作品や安藤さんの建築を楽しみました。
最後は、これが本日の本命だったんですが、横尾忠則現
代美術館でやっている「横尾忠則現 自我自損展」を招待
券で拝見。
今回は、横尾さんの美術館で横尾さん自身がキュレーシ
ョンした展覧会を行うと言う企画だそうです。
画家宣言をした80年代初頭から今年の新作まで、あまり
偏りなく網羅的に横尾さんの作品を見せてもらった感じ
でした。絵が素晴らしのはもちろんですが、滝写真を壁
や天井にびっしり並べたインスタレーションは圧巻でし
た。面白かったです。
今回のお気に入りの一枚は“下田幻想”でした。タイトル
の通り幻想的です。
只でも大満足のアートめぐりでした。油断してシャツ1
枚で出掛けたらちょっと寒かったですが。。。
只でも大満足のアートめぐりでした。油断してシャツ1
枚で出掛けたらちょっと寒かったですが。。。
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