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落語のまつりと不思議な映画 [映画]

今日は、毎年楽しみにしている落語家さんのファン感謝祭
「第29回 上方はなし 彦八まつり」を見に生國魂神社に行
ってきました。
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雨が降るみたいな予報でしたが良い感じに晴れてて(予報
通りに午後から雨が降りましたが・・・)、けっこう暑か
ったので、塩鯛さんの屋台で冷やし鯛焼きを買って頬張り
ながら、他の屋台もひやかした後、生國魂神社に参拝。
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いつものように境内にある“浄瑠璃神社”にもお参り。
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そして、これまた境内にある今週の大雨でエライ事になっ
ている佐賀武雄市や大町町近くにある祐徳稲荷神社の御分
霊“稲荷神社”に参拝し、被災された方々が一日も早く復興
されることをお祈りさせてもらいました。
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境内にはステージも設えてあって落語家さんたちの地車囃
子や住よし踊や大道芸の生玉辻舞台などの奉納が行なわれ
てました。
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しばし、落語家さんたちの本業の落語とは違う芸を楽しま
せてもらいました。

昼ごはんは、谷町九丁目にある台湾料理の店「蘭亭」さん
で日替わり定食(エビと玉子のチリソース)をいただきま
した。
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ほのかに甘くピリッとしたチリソースのからんだプリプリ
のエビとふんわりの玉子、めちゃ美味しかったです。

落語のお祭りの後は、梅田スカイビルにあるシネ・リーブ
ル梅田で上映しているミッシェル・オスロ監督のアニメー
ション映画「ディリリとパリの時間旅行(吹替)」を拝見。
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上映中なので詳しくは書けませんが、19世紀末パリ万博で
賑わうベル・エポックのパリが舞台で、フランス人とニュ
ーカレドニア人の血をひく褐色の肌の少女ディリリ(吹替
:新津ちせちゃん)と、三輪車配達屋の青年オレル(吹替
:斎藤工さん)が、オペラ歌手のエマ・カルヴェ、化学者
のマリ・キュリー、女優のサラ・ベルナールに助けられな
がら男性支配団に誘拐された少女たちを救うという話。

写真からおこしたと言う背景がとにかく細密で美しく、モ
ンマルトルの丘、エッフェル塔、オペラ座、凱旋門、チュ
イルリー公園、ヴァンドーム広場、ムーラン・ルージュ、
アイリッシュ・アメリカン・バー、地下鉄の入口、ミュシ
ャのポスターなどなど世紀末の美しいパリを散策している
ような映像が秀逸でした。(細密な背景にちょっとのっぺ
りとした2次元的な雰囲気のキャラクターが動くのが不思
議な雰囲気のアニメです。)

風景だけではなく、脇役も豪華で、ピカソ、マティス、ル
ソー、モネ、ルノアール、ロートレック、サティ、ドビュ
ッシー、ラ・グーリュ、ポール・ポワレ、プルースト、ジ
ッドなどなど。犬に噛まれたオレルを助けるのは細菌学者
のパスツールだったり、ツェッペリン伯爵から飛行船の材
料を調達したり、なんだか芸術家の博覧会って風情も楽し
めます。

吹替え版は判りやすかったんですが、翻訳風の台詞と絵の
雰囲気に少し違和感があったので、フランス語版を見れば
良かったかな?って気もしました。
それはともかくとにかく絵が美しかったのと、移民や人種
差別や女性差別など社会問題にも切り込んでいて素敵な映
画でした。

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