ご当地素麺を食べよう!その5「南関素麺」 [関西飯]
素麺食べ比べの第5弾は、熊本の「南関素麺」、先週の
博多出張の折に、手に入れた素麺です。
福岡との県境にある山間の町、熊本の南関(なんかん)
町で300年ほど前から作り続けられている手作りの素
麺だと言うことです。
南関素麺には、両端を切った(よく見かける普通の素麺)
極細の“白髪そうめん”と、切らずに折り曲げた“曲げそう
めん”があるそうで、今回買ってきたのは“曲げそうめん”。
早速、ゆでたんですが、パッケージのゆで方に“そうめんを
二つ折りにしてさばいてお湯に入れる”旨が書いて有ったの
を無視して、そのまま茹でたらたんでもないことに・・・!
ゆで上がった素麺は、120cm~130cm位の長さがあっ
てシコシコとコシが強いときてるので、ほとんど絡まった釣り
糸をほぐしながら食べてる状態!
メチャ美味しかったんですが、疲れました。。。
余談ですが、南関と言う所は、北原白秋のお母さんの実家
が在って、昔は数多くの家が素麺を作っていたそうです。
パッケージの裏に書いてある、白秋が南関を詠んだ「手打
素麺 戸ごと掛けなめ 日ざかりや 関のおもては 静けかりに
し」と言う詩からも、素麺が町の風景だったことが窺えます。
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