SSブログ

平成22年第1回 大阪観世会定期能 [能・狂言]

今年の私の目標、“月1回はお能を観よう”と言う事で、
今日は、梅田の“大阪能楽会館”で行われた「大阪観
世会定期能」を観に行ってきました♪
PA0_0709.JPG

先ずは、「盛久」の素謡だったんですが、座って謡って
らっしゃるのを、ただただ聴いていると言うのは、ほと
んど眠気と戦う苦行でした。。。(勿論、負け戦・・・!)

次は、お能の「弱法師」で、シテは梅若善高氏、ワキ
は福王和幸氏。
ワキの左衛門尉通俊が登場し、他人の告口で大事な
ひとり息子を追放してしまい、間違いだと分かり罪滅
ぼしに天王寺で施行を行う旨を語りワキ座へ。
その後、シテの弱法師は幕から現れ幕の前でしばら
く何かしら語っているが、くぐもっていて???状態。
この弱法師は通俊の追放された子供(俊徳丸)で、追
放された悲しみから盲目となって落ちぶれ施行に訪れ
たのだが、梅の花を袖に受けて戯れるなど風流の心
は忘れていない。それを見ていた通俊は自分の子供
だと気付き、父であることを告げ一緒に高安に帰るっ
て話。

休憩を挟んで、仕舞の「志賀」「田村」「花月」「国栖」が
演じられ、ここで、ホッとひと息の狂言「清水」。
お茶をいれるのに美味しい水があると聞いて太郎冠者
に汲みに行くように命令する主人。こんな事、気軽に引
き受けたら今後もしょっちゅう行かされるにちがいない
と思い、清水に鬼が出たと嘘を言って水を汲まずに帰
ってくる。が、主人は信用せずに自分が清水に行くと言
ったので、ひとつ騙してやるかと鬼の面をかぶって清水
で待ち伏せして主人を脅す。いったんは驚いて逃げ帰っ
た主人だか鬼の声が太郎冠者にそっくりだと気付き再
度清水に赴き・・・って話。
やり取りがなんとも滑稽で笑わせてもらいました。

笑った後は、観世清和氏の舞い「采女」、凛とした優美
な舞に魅せられました。 

最後は、お能で「鞍馬天狗 白頭」、シテは大西智久氏、
子供が沢山出てきたり、天狗が出てきたり、賑やかで
見やすなッ!って印象の能です。特に沙那王(牛若丸)
役の子供、最初の場面での頼りなさげな雰囲気から、
次の場面の武者姿でキッリッと変わるあたりがなかなか
イイ感じでした。それと大天狗の金糸銀糸で出来た様な
絢爛豪華な衣装と迫力のある所作が圧巻でしたよ☆

お能を楽しむと言うより、謡いが聴き取れないのが、苦し
い・・・って段階です。。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0