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第七十二期第二回 上野松颯定期能楽会 [能・狂言]

なんだか久しぶりのお能。今日は、大槻能楽堂に上野松颯会
定期能楽会を見に来ました♪
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本日の番組は、仕舞の雲林院、桜川、天鼓。次に赤井きよ子
さんのお能の百萬。間に小笠原匡さんと小笠原弘晃君の狂言
の魚説法と仕舞の杜若、昭君をはさみ、最後は上野朝義さん
の西行桜。
終演後、先頃亡くなられた三宅昭雄氏の追善と震災への思い
をこめて野村四郎さんが、仕舞で「江口」の、舞い終えた江口
の君が、普賢菩薩となって西方浄土に去って行く場面を舞わ
れました。
百萬は、奈良の西大寺で生き別れた母と子が嵯峨の地で再会
をするという話、お能にしては演劇的な演出で分りやすい内容
でした。
狂言の魚説法は小さな弘晃君が一生懸命に演じてる姿にハラ
ハラドキドキ!魚づくしの台詞をよく憶えたなぁ~!と関心しか
りでした。
西行桜は、西行庵の桜が美しいと京の町から大勢花見客が訪
れ、一人でゆっくり楽しみたかった西行が思わず詠んだ「花見
んと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の 咎にはありける」と
言う愚痴の歌に対して、桜の精が納得いかないとクレームをつ
けに出てきて、京都の桜の名所を織り込んだ舞いを舞うって話。

久々のお能でしたが、今回も気持ちの良いゆらぎの中でうたた
寝をさせてもらいました。
お能自体も、うたた寝で見た夢のような話が多いですが、その
お能を見てる私もうたた寝で夢心地(笑)!


先日読んだ万城目学さんの“プリンセス・トヨトミ”が面白くって思
わず、お能の前に、空堀商店街を散策してしまいました。
上町台地をまたぐ様な構造で、高低差が激しいってことを改めて
確認した次第です。
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立体迷路のような場所もあり、隣の家の1階と2階が同じ位置っ
て感じで、なかなか面白い所です。

暫し、空堀で遊んだ後は、腹ごしらえをしようと能楽堂近くにある
定食屋「お食事処正富」さんで、玉子焼きの定食と惣菜を所望。
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なんと言うか普通が美味しいって感じで、白ご飯をガツガツ食べ
させてもらいました。
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