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團菊祭 五月大歌舞伎 [歌舞伎]

本日は、歌舞伎鑑賞。大阪松竹座に「團菊祭 五月大歌舞伎」の
昼の部を見に行ってきました。
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演目は、時蔵さんの“女暫(おんなしばらく)”、藤十郎さんの“汐
汲(しおくみ)”、團十郎さんと菊五郎さんの“極付幡随長兵衛”で
團菊祭!
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市川家のお家芸で歌舞伎十八番ひとつ“暫”の女性版と言う「女
暫」。何かしらストーリー展開的なものもあるんですが、そんな事
より、これぞ歌舞伎って感じで、舞台全体が絢爛豪華!舞台狭し
と居並んでいる役者さんの衣装も化粧もど派手!そこに花道か
ら、巴御前(時蔵さん)の「しばらく~」の声!様式美の極みって
感じでした。
最後は、舞台番(左團次さん)との滑稽なやり取り!色々楽しま
せてもらいました。

休憩の後は踊りの舞台「汐汲」。藤十郎さんの華やかな踊りと後
半の翫雀さんとの立ち廻り、変化に富んだ踊りを堪能しました。

そして、いよいよ團菊祭!「極付幡随長兵衛」。芝居の最中に、
花道に上がりこんで邪魔をする水野十郎左衛門(菊五郎さん)の
家臣の旗本奴、それを諌めに入ったのが、町奴の束ね役、幡随
院長兵衛(團十郎さん)。それ以降も旗本奴と町奴の争いは、吉
原や街中で続く、そうこうしている時、水野の屋敷から長兵衛を
酒宴に招く使いが来る。行けば、殺されるのは分っているが、「敵
に後ろを見せるのは町奴の名折れ」と女房お時(時蔵さん)に別
れを告げて水野の屋敷に乗り込む。水野の屋敷では、色々罠を
はって待ち構えているが、最初は何食わぬ顔で、酒をすすめたり
風呂をすすめたりするが・・・。
最後、何気にあっさり終わった感じでしたが、面白かったです。
この芝居は、九代目市川團十郎が明治14年に初演したものだ
そうです。

様式美の女暫、踊りの汐汲、人情話の幡随院長兵衛、歌舞伎の
色々な面を楽しませてもらいました。
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