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佐世保出張で文学アート? [美術館]

3連休の最終日は、夕方から佐世保のお客さんと打ち合わせって
事で、雨の中(雨は大阪だけでしたが・・・)、出張、新大阪駅の美
々卯さんで昼飯を食べ、新幹線さくら号で九州へ。
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今回、さくらで博多駅を座ったまま通過して新鳥栖でみどりに乗り
換えってコース。博多駅を新幹線に乗ったまま通過するのも初め
てでしたし、新鳥栖で降りるのも初と言う、初物づくしの旅でした。
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新鳥栖での乗り換えの時に立ち食いうどん屋があったので覗いた
ら鳥栖駅の名物中央軒さんの「蒸し焼麦(しゃおまい)復刻版」置
いてあったので購入。
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焼麦つまみながら、車窓に見える有田焼きのレンガの煙突やすれ
違う列車などをのんびり眺めてるうちに佐世保。
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さすがに、お尻痛かったぁ~!

列車の都合で、お客さんとの待ち合わせより少し早めに現地に到
着したので、待ち合わせ場所の近くにあった岡野真氏設計の“佐
世保市博物館島瀬美術センター”に立ち寄って、開催中の「感じる
文学-動く・触る・薫る-」を拝見。
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東京都写真美術館で開催された「文学の触覚」を下敷きに、文学
作家とメディアアーティストがコラボレーションしたオリジナル作品
が展示してあるとのこと。

4階の第1会場に入ると、中央にLEDの電球が並んだ小箱が無造
作に積んである安藤英由樹さんたちの作品が置いてあり、解説曰
く、目をキョロキョロさせながら見ると藤浦洸氏の西海讃歌の文字
が並んだLED電球に残像のように浮かぶとのこと!
やってみたら本当に文字が浮かんできて気持ち悪い!どうなって
んだ?って感じです。
その裏には、森野和馬さんの谷崎リズムと言う映像作品。谷崎の
文章に合わせて、升目に並んだ50音字の上にリズミカルに丸い
模様が現れると言うモノ。

3階の第2会場では、東京都写真美術館の「文学の触覚」の映像
が流れ、クッションの置いてある和みスペース、萌える文学“柏木
涼香さんの新ごんんぎつね”パネル展示の他、プロジェクターで映
された平野啓一郎氏の文章の前に置いてあるバレーボールくらい
の玉をもって動かすと映像の文字が蠢く、中西泰人さんの「記憶
の告白 - reflexive reading」と言う作品も面白かったです。

2階の第3会場には、plaplaxの吊るされたアクリル板の魚の下
に泳ぐ魚の影が写った「月の光」と、花の蕾に香水を吹きかけた
紙を近づけると様々な色彩と形の花が映し出される「hanahana
hana」が展示され、色々な香りを蕾に近づけて遊ばせてもらいま
した。ここでは、吊るされた板の魚の影が何故泳いでるように見え
るのか?と係りの人に質問したらオブジェと映像は別物だと、冷
静に教えてもらうという、こっぱずかしい思いもしてしまいました。。

1階には、横から見ると内部に3Dで刻まれた木本圭子さん作の模
様が見え、上から見ると寺田寅彦の文章映像が流れているという、
木本圭子+oreichalkonの「dimension rendez-vous: lite
rature」と言う、ガラスの立方体の作品も展示してありました。

展覧会も面白かったんですが、岡野真氏設計の建屋も面白くって、
極端に窓が少なく、外観からは何階建てのビルなのかも分らない
コンクリート造りの四角い物体の壁面には軒丸瓦のような突起物
が幾何学的に並んでいて、なんとも不思議な存在感を醸し出して
いました。
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ちょうど商店街を挟んだ向かいに、少し前いにこのブログでも紹介
した白井晟一氏設計の親和銀行本店・懐霄館が建っていて、素敵
な空間です。そんなこんあで遊んでいるうちに待ち合わせの時間
になったので、お客さんのところに向かいました。

台風も来てたので、お客さんとの打ち合わせの後、最終の特急で
博多に移動、今日、朝早く起きて駅ビルのうどん屋“大福うどん”
さんでごぼ天うどんといなり寿司の朝飯。
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博多では、ネギはテーブルにてんこ盛りに置いてあってセルフで入
れるスタイル。ネギ嫌いの私には助かります!って事でそそくさと
食べて、台風の接近にビクビクしながら大阪に戻りました。
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shibu

東京では馴染みの少ないニシン蕎麦ですね!?
繰り返しになりますが、馴染みは少ないのに、
なぜかたまに食べたくなることがあります。

鉄と言い、石と言い、見るものが沢山あって、
飽きない出張ですね。(笑)
壁面にこんな突起があったら登る輩が出てきそうな気もしますが、
実際は足が届かないんでしょうね。
by shibu (2011-07-22 00:00) 

kengo

♪shibuさん
私も、夏場ににしん蕎麦を食べたのは久々でした、なんとなく
にしん蕎麦は冬に食べるイメージなんですよ。
好きのものが色々あると、休日の出張も楽しめます!?(笑)
by kengo (2011-07-22 21:19) 

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