早春の嵯峨野散策 [観光]
ぽかぽか陽気の日曜日。花粉もヤマ場を向かえ気持ち的には外には出たくない
けど、やはり天気が良いと身体が外に向きます。ってことで、本日は、関西重伝
建(重要伝統的建造物群保存地区)巡りの一環で、京都嵯峨野に行ってきました。
混み混みのJRに揺られること約1時間、嵯峨嵐山駅に到着(JRでここに来るのは
何年ぶりだろう)!
とりあえず散策前に腹ごしらえをしようと、駅近くにある洋食屋「洋食 西原」さんで
“カジキマグロのフリッターランチ”をいただきました。
たっぷりのかぼちゃのスープに前菜とメインのカジキマグロのフリッター、若いご
店主さんが丁寧に作る料理は、どれもめちゃ美味しかったです。白ご飯に壬生菜
と赤カブの漬物が付いてるのが、また、嬉しい!
お腹もふくれたので、さっそく散策開始、先ずは「嵯峨釈迦堂(清涼寺)」、朱色の
仁王像が印象的で荘厳な仁王門をくくって本堂に参拝。
清涼寺の境内を横切りちょっと歩くと、阿弥陀如来と釈迦如来の二尊を安置する
「二尊院」が見えてきます。
門を入って長い紅葉の馬場の先に見える白壁の中に、本堂と九頭竜弁財天堂な
どが配置されています。
二尊院近くの畑の中にあるの藁葺きの家が、松尾芭蕉も訪れたという江戸時代の
俳人向井去来の草庵跡「落柿舎」です。風情あります。
愛宕山の方へ少し歩くとお目当ての「重伝建地区」に入ります。
この地区のメインはやはり「化野念仏寺」。
石仏・石像約8,000体が並ぶ西院の河原や裏山の竹の小径が素晴らしい!
大好きな寺の一つです。
駅に戻る道すがら、小腹が空いたので、清涼寺の仁王門横にある茶店「嵯峨嵐山
総本家 大文字屋」さんに立ち寄って名物の“あぶり餅”をつまみました。
あぶった白味噌の風味がなんとも素朴で美味しい!
久々の嵯峨野散策、季節外れで観光客も疎らだったので、静けさ漂う嵯峨野の風
情を楽しむことができました。
コメント 0