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遺構と遺体 [映画]

台風一過とはいかず大雨に見舞われ昨夜から交通網が乱れた関西方面。今日も
朝から運転見合わせで混乱の鉄道を横目に大阪駅グランフロントのLIXILショー
ルームで開催中の「鉄道遺構 再発見」を観に行ってきました。
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鉄道遺構とは、伊東孝氏が提唱する、廃線になった路線跡に残る無用の構造物を
近代の産業遺産として訊ねるってもので、そのままの姿で放置されているモノや形
を残しつつ別の用途で使われているモノなど、色々な遺構が紹介されていました。
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ノスタルジックな雰囲気も含めてイイ感じでした!

そして、遺構を見た後は、チャップリンの遺体誘拐事件と言う実話を映画化したヒュ
ーマンコメディ映画、グザビエ・ヴォーヴォワ監督の「チャップリンからの贈りもの」を
観てみました。
チャップリン.jpg 
1978年にスイスで実際に起きた、チャップリン遺体誘拐事件を題材にした物語で、
ムショ帰りの男とその男の友人、友人は市の雑用のような仕事はしているが貧しく、
子供の学費や奥さんの治療費もままならない状態。ムショ帰りの男は、世話になっ
た友人家族のために、チャップリンの遺体誘拐して身代金を奪うと言うとんでもない
計画を持ち出し、実行にうつしたもののドジな2人は・・って話。コメディなんですが、
ゲラゲラ笑う感じではなく、ちょっと切なく心にしみる良い映画でした。
チャップリンへのオマージュもちりばめられていましたよ。
映像に華を添える音楽は“シェルブールの雨傘”や“ロシュフォールの恋人たち”で
知られるミシェル・ルグラン氏。しっとりと耳に残る音楽でした。


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