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紅葉と絵巻もとめ信貴山へ [神社仏閣]

先週までは、暖かい秋って感じでしたが、急に気温が下がり冬に突入した観の
今週。とは言え、平地の紅葉はあまり進んでいないので、今日は、紅葉を求め
て信貴山朝護孫子寺に行ってきました。

王寺から路線バスに乗り、急坂を登って信貴山に到着。参道の千体地蔵や仁
王門付近の楓は少し色づき寒風とあいまってイイ感じ。
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信貴山は、1400ほど年前、聖徳太子が戦場に向かう途中。この地を通りかか
った、寅年、寅日、寅の刻、毘沙門天王が現れ、必勝を願い勝利したってこと
で、寅で有名。お寺の入口には、世界一福寅と言う大きな張り子の寅が鎮座し
ています。
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境内に入ると、北村西望作の馬に乗る聖徳太子像、樹齢1500年の榧の木と
かやの木稲荷、鮮やかな宿坊成福院などが並び、本堂に向かう道すがらには、
信貴山縁起絵巻にある飛倉なんてのもありました。
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そして、毘沙門天王が祀られた本堂に参拝した後は、本堂下に戒壇巡りがあっ
たので、真っ暗闇を体感!
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次は、縁起絵巻にも描かれた神通力で鉢を飛ばした命蓮上人が、竜王の教えを
こうむったと言う空鉢護法堂を目指し、信貴山山頂へ。
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お堂の周りにはお百度する方々もいらして、神聖な空気が漂っていました。

信貴山はその昔、山城だったという事で、山頂には“信貴山城跡”の石碑も立っ
ています。
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信貴山朝護孫子寺に赴いた紅葉以外の目的は、霊宝館にある、国宝の信貴
山縁起絵巻(複製)。絵巻系、大好きなんですよ!
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中興の祖命蓮上人に関する物語を描いたもので、有名な神通力で倉が飛ぶ
話の「飛倉の巻」や醍醐天皇の病気を治した「延喜加持の巻」、命蓮上人と姉
の話「尼公の巻」の三巻。絵巻の他には、楠木正成がかぶったと伝えられる兜、
これが飛んだのか?金銅鉢などの宝物が展示してありました。
※信貴山縁起絵巻の本物は奈良国立博物館に保管され、来春に展覧会があ
るそうです。

山頂以外の山腹にはも、色々なお堂が建ち並び、縁結、子宝、金運、学業成就、
無病息災、家内安全、商売繁盛など、ご利益のテーマパークって感じで、不思
議な感じもしましたが、けっこう面白いところでした。
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目的の紅葉の方は、標高もたいしたことが無いので平地の紅葉とさほど変わり
ませんでした。。。

そして、信貴山での昼ごはんは、きつねうどんにいなり寿司。そして、熱々のコ
ンニャクと出来立ての寅まんじゅう。
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寅まんじゅうのトラが妙にリアルでちょっとビックリ!(笑)

ビックリと言えば、日本最古の上路カンチレバーと言う構造の開運橋の中央に、
バンジージャンプの台が設置され、大門ダムの水面へ向かってジャンプしてる
人がけっこういました!
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高所は嫌いじゃないけど、飛ぶのはちょっと・・・パスです。

自転車仲間には、ここまで自走でのぼる人も多いですが、私は路線バスでのぼ
って、再び路線バスで山を後にしました。
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