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ジブリと落語 [美術館]

冷たい雨の降った本日、昨年、招待券があったのでなにげ
に出向いて、待ち時間の長さに入場を断念した「ジブリの
立体建造物展」のリベンジって感じで、あべのハルカス美
術館に行ってきました。
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ジブリの作品世界を建築と言う視点で捉えた展覧会なんで
すが、監修が大好きな建築家藤森照信さんってことで、楽
しみにしていました。
背景画やイメージボード、諸々の美術設定といった制作資
料が450点ほど展示してあるんですが、今回はタイトルに
もなっているとおり、かなり忠実に再現された建築物の立
体模型が多数展示してありました。
IMG_7007.JPG 
入口には“千と千尋の神隠し”の石像が鎮座し、その奥には、
同じく“千と千尋の神隠し”で両親が豚になってしまう屋台
が設置。“ハウルの動く城”のハッター帽子店や“耳をすませ
ば”の地球屋、“魔女の宅急便”のグーチョキパン店、“とな
りのトトロ”の草壁家、“崖の上のポニョ”の宗介の家、“天
空の城ラピュタ”のスラッグ渓谷鉱山を横から覗くと地下で
飛行石が輝いていました。
圧巻は、“千と千尋の神隠し”の高さ3mと言う巨大な湯屋!
窓に仄かに灯りがともり幻想的な雰囲気でした。それと、
“アルプスの少女ハイジ”の山小屋のジオラマもイイ感じで
した。
資料や模型はもちろん素晴らしかったんですが、藤森さん
が、それぞれの作品の時代や地域の設定などと合わせて建
築物の様式などを細かく解説したパネルも多数展示してあ
り、そちらの方もめちゃ面白かったです(どちらかと言う
と、私は、藤森さんの解説の方を中心に回っていた感じで
すが・・)。
“となりのトトロ”の草壁家のコーナーでは、竹中大工道具
館の資料も飾ってありました。

ジブリを楽しんだ後は、「ちゃんぽん亭総本家 阿倍野店」
さんで近江ちゃんぽんをすすりました。
IMG_7010.JPG 
野菜もたっぷりでお酢もたっぷり入れて、美味しくいただ
きました。

そして、動物園前まで足を伸ばして、お正月のお祝いムー
ドの漂う動楽亭で一月昼席を拝見。
IMG_7012.JPG 
今日の演目は、弥っこさんで“狸の賽”、佐ん吉さんで“七段
目”、南天さんで“上燗屋”、雀喜さんで“鬼の面”。
中入後は、おめでたい雰囲気で太神楽曲芸の一輝さん、ト
リは米二さんの“代書”だったんですが、いつもは履歴書の
やり取りで終わる話の後に来る、これまた個性的なお客さ
んたちの話と言う、ちょっと珍しい代書を聞かせてもらい
ました。オチも面白かったです。

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