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魅惑のヒト型 [美術館]

今日は、大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の「唐代胡人俑
シルクロードを駆けた夢」を観に行ってきました。
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そもそも“胡人俑”とはなんぞやってことですが、先ず、俑
というのは、秦始皇帝陵の兵馬俑が一番有名だと思うんで
すが、墳墓に副葬された人形のことで、そして、胡人とは、
シルクロード西方のソグド人などの民族を指す中国におけ
る名称だそうです。
今回は、中国の慶城県博物館が所蔵する唐時代の穆泰墓か
ら出土した胡人俑60点あまりが展示してありました。
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加彩胡人俑は、どれも異形でかなりデフォルメはしてあり
ますが、一体一体の表情や表現が活き活きとしていました
し、迫力のある馬やラクダ、美しい加彩女俑など、なんと
も素敵でエキセントリックな雰囲気が漂っていました。
かなり面白かったですよ。
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※東洋陶磁が所蔵するぽっちゃり系でカワイイ、加彩婦女
俑も常設展示で見ることができますよ。

今回、連携企画として、同じ中之島にある国立国際美術館
が所蔵する現代アートの人物彫刻10点ほどを「いまを表現
する人間像」と銘打って展示してありました。
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佐藤忠良さん、オシップ・ザッキンさん、棚田康司さん、
舟越桂さん、マーク・クインさんなど、観る場所が違う
と、なんとなく印象も変わるのが不思議ですね。
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ちょうど陶芸家の方がボランティアとしてギャラリーガイ
ドをしてらしたので、常設(安宅コレクション)の高麗・
韓国・中国陶磁を1時間ほどかけてめぐりながらポイント
になる作品を通して、焼物の歴史や技法などをじっくり解
説をしていただきました。何回も来ている東洋陶磁美術館
ですが、解説を聞くのは初めてで、やっぱり専門家の話は
面白いですね。青磁や白磁などをもっと深く見ることがで
きるようになった気がしました(気がしただけだと思いま
すが・・笑)。ありがとうございました。
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国宝の油滴天目茶碗も並ばずに見ることができて写真も撮
れますし、曲線がエロティックで大好きな飛青磁花生もじ
っくりゆっくり眺めさせてもらいました。

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