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残暑は厳しいですが夕立でそろそろ夏の終わりを感じます [落語]

強烈な夕立に見舞われている今日この頃ですが、今夜は
「古今亭菊之丞でじたる独演会」の第18弾を拝聴。
古今亭菊之丞でじたる独演会0822.jpg 
先週の続きで、7月11日に三鷹市光のホールで行われた
古今亭菊之丞さんの独演会の録画配信でした。

開口一番はまめ菊さんの“平林”、無筆の丁稚が旦那のお
使いで手紙を届けることになったが、宛名の読み方を忘
れて、道すがらの人達に読み方を聞くが・・・って噺。
ひらばやしがたいらばやしになりひらりんいちはちじゅ
うのもくもくひとつとやっつでとっきっき!と徐々に漢
字が分解されていく様が楽しい。

次は、柳亭市馬師匠のお弟子さんで市弥さん。無くて七
癖って感じで人には必ず癖がり、市馬師匠の癖は落語で
「そんなことないよ!」と否定する言葉を言うときに頬
を震わせる癖があるそうですってまくらから“二人癖”。

そして色物さんの立花家橘之助さんで三味線漫談。三味
線の本調子、二上り、三下りの説明をしながら、まめ菊
さんが太鼓で合流して出囃子を披露。本調子は志ん生師
匠の“一丁入り”、二上りは志ん朝師匠の“老松”、小さん
師匠の“序の舞”。三味線の早びきで両国風景と最後は舞
踊の奴さんでした。華やかで素晴らしい!

最後は、古今亭菊之丞さんで“三味線栗毛”。大名酒井雅
楽頭の三人兄弟の末っ子角三郎が下屋敷で部屋住みをし
ていた時、落とし話を聞かせながらあん摩療治をしてい
た錦木から大名になる骨格だと言われ、万が一、自分が
大名になったら千両だして検校にしてやると約束をする。
錦木がしばらく病で臥せっていた時に、ひょんなことか
ら角三郎が家督を継ぐことになり大名に出世し、昔の約
束を忘れずに錦木を検校にしてあげると言う噺です。が、
前段と全く無関係な感じで栗毛の馬を買って三味線名付
けたと言うくだりから強引にオチへ。好きな話ですが最
後が・・・?って感じです。解せないオチはともかく菊
之丞さんの語りは素晴らしかったです。

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