西宮ぎゃらりーさんぽの続き+α [美術館]
今日は、昨日、森ママさんの作品展の折におすすめ
してもらった、甲子園駅北側すぐにあるギャラリー
アライさんで開催している宮本承司さんの木版画展
を見に行ってきました。
ちょうど作家さんがギャラリーにいらしたので、少
しお話をさせてもらいました。
作品を見るとにぎり寿司の版画が印象的で、今まで
あまりにぎり寿司を版画にしたのを見たことが無か
ったので、何故にぎり寿司?と聞いてみたんですが
(皆に聞かれててうんざりだと思いましたが・・・
あえて)、にぎり寿司は特徴的ですが、概ね身の回
りのモノを版画にしてらっしゃってことで、にぎり
寿司以外に、消火器や野菜、果物などなどが少しデ
ザイン化されて、ちょっとおしゃれな感じの版画作
品になってました。
版画の刷りの体験もできて、宮本さんが彫った楓の
版に水彩絵具をのせて刷らせてもらったんですが、
水が多かったのと押さえつけ過ぎて滲んでしまいま
した!難しい!涙
楽しいひと時でした。ありがとうございました。
そして、そのまま阪神の尼崎駅に移動して、アート
スペースAーLABでやっている新人アーティストを紹
介するグループ展「AーLab Artist Gate NEXT STEP」
を覗いてみました。
今回、紹介されていたアーティストは、吾郷佳奈さ
ん・稲垣美侑さん・木原結花さん・大東真也さん。
吾郷さんは、ガラスや鏡に日常の風景を抽象化して
描く作家さんで、解説曰く、学生の頃は、内向きに
自画像ばかりを描いていたそうですが、卒業して美
術と無関係の仕事についたことで、外に目が向くよ
うになったそうです。美しい作品でした。
稲垣さんは、淡い色調の水彩やパステルで庭を題材
にした絵を描いてらして、庭のパーツを解体して再
構築したような具象と抽象の交じったような作品で
した。静けさを感じる素敵な絵でした。
木原さんは写真を専攻してらして、証明写真の様な
ポートレートと、その人の持ち物を一緒に展示する
スタイルだったそうです。が、今回は、(写すと言
う意味では同じですが)日常よく目にする品をシリ
コンで型取りしてプラスチックで成型すると言う作
品作りにチャレンジしたそうです。不思議なオブジ
ェが和室に中央に混沌を創り出してました。
大東さんは、ガラス瓶をビヨ~~ンと伸ばして作品
を作る方で、今回は、ちょっと趣向を変えて、最近
ネットで話題になったポカリスエットリターナブル
瓶の高額転売を題材に作品を作ってらっしゃいまし
た。
エコの循環ではなくエゴの循環が回る世界線を皮肉
った感じが面白い!
最後は、阪急うめだ本店9階でやっている小松美羽
さんの個展「小松美羽展 霊性とマンダラ」を拝見。
小松さんの初期の銅版画の作品からはじまり、版画
との決別のために銅板を切断した“四十九日”が、切
られた銅板といっしょに飾ってありました。
版画以降の作品が馴染みがあると言うか小松美羽さ
んのイメージなんですが、神獣を代表するスピリチ
ュアルな雰囲気の漂う極彩色の混沌の世界が圧巻の
美しさでした。
最後の部屋では、東寺境内で制作した“ネクストマ
ンダラ”が特別公開されてました。
また、初日(9月1日)に行ったライブペイントの
作品と絵具だらけの衣装?も飾ってありました。
大迫力の素晴らしい展覧会でした。19日までなの
で是非。
してもらった、甲子園駅北側すぐにあるギャラリー
アライさんで開催している宮本承司さんの木版画展
を見に行ってきました。
ちょうど作家さんがギャラリーにいらしたので、少
しお話をさせてもらいました。
作品を見るとにぎり寿司の版画が印象的で、今まで
あまりにぎり寿司を版画にしたのを見たことが無か
ったので、何故にぎり寿司?と聞いてみたんですが
(皆に聞かれててうんざりだと思いましたが・・・
あえて)、にぎり寿司は特徴的ですが、概ね身の回
りのモノを版画にしてらっしゃってことで、にぎり
寿司以外に、消火器や野菜、果物などなどが少しデ
ザイン化されて、ちょっとおしゃれな感じの版画作
品になってました。
版画の刷りの体験もできて、宮本さんが彫った楓の
版に水彩絵具をのせて刷らせてもらったんですが、
水が多かったのと押さえつけ過ぎて滲んでしまいま
した!難しい!涙
楽しいひと時でした。ありがとうございました。
そして、そのまま阪神の尼崎駅に移動して、アート
スペースAーLABでやっている新人アーティストを紹
介するグループ展「AーLab Artist Gate NEXT STEP」
を覗いてみました。
今回、紹介されていたアーティストは、吾郷佳奈さ
ん・稲垣美侑さん・木原結花さん・大東真也さん。
吾郷さんは、ガラスや鏡に日常の風景を抽象化して
描く作家さんで、解説曰く、学生の頃は、内向きに
自画像ばかりを描いていたそうですが、卒業して美
術と無関係の仕事についたことで、外に目が向くよ
うになったそうです。美しい作品でした。
稲垣さんは、淡い色調の水彩やパステルで庭を題材
にした絵を描いてらして、庭のパーツを解体して再
構築したような具象と抽象の交じったような作品で
した。静けさを感じる素敵な絵でした。
木原さんは写真を専攻してらして、証明写真の様な
ポートレートと、その人の持ち物を一緒に展示する
スタイルだったそうです。が、今回は、(写すと言
う意味では同じですが)日常よく目にする品をシリ
コンで型取りしてプラスチックで成型すると言う作
品作りにチャレンジしたそうです。不思議なオブジ
ェが和室に中央に混沌を創り出してました。
大東さんは、ガラス瓶をビヨ~~ンと伸ばして作品
を作る方で、今回は、ちょっと趣向を変えて、最近
ネットで話題になったポカリスエットリターナブル
瓶の高額転売を題材に作品を作ってらっしゃいまし
た。
エコの循環ではなくエゴの循環が回る世界線を皮肉
った感じが面白い!
最後は、阪急うめだ本店9階でやっている小松美羽
さんの個展「小松美羽展 霊性とマンダラ」を拝見。
小松さんの初期の銅版画の作品からはじまり、版画
との決別のために銅板を切断した“四十九日”が、切
られた銅板といっしょに飾ってありました。
版画以降の作品が馴染みがあると言うか小松美羽さ
んのイメージなんですが、神獣を代表するスピリチ
ュアルな雰囲気の漂う極彩色の混沌の世界が圧巻の
美しさでした。
最後の部屋では、東寺境内で制作した“ネクストマ
ンダラ”が特別公開されてました。
また、初日(9月1日)に行ったライブペイントの
作品と絵具だらけの衣装?も飾ってありました。
大迫力の素晴らしい展覧会でした。19日までなの
で是非。
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