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祭りの風情と町家寄席 [落語]

今日は、天神祭りの本宮だなぁ~!なんて思いながら
天神橋筋商店街に落語を聴きにくり出したら、お神輿
が商店街の中を練り歩いていて、ちょっとだけお祭り
気分を味わうことができました。
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そんな祭り気分の後は、商店街にある老舗の洋食屋
「スエヒロ」さんの、ハンバーグとエビフライの定食で腹
ごしらえ。
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下町の洋食屋さんって感じの雰囲気と味がなんとも美
味いです。

そして、“大阪くらしの今昔館”に上ると、江戸時代の大
阪の町並を再現した館内も天神祭りの装い。高張り提
灯に幔幕、部屋の中には、日用雑貨でこしらえた“造り
物”が飾られていました。(嫁入り道具一式で作った獅子、
椀の牛若丸、仏具の布袋、かんざしの鶏などなど結構
楽しめましたよ。)
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町家寄席の開演まで館内で遊んで、いよいよ落語♪
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薬屋の座敷に高座が設えてあり、部屋の中に寄り集ま
って落語を聴いてる感じで、雰囲気はあって良かったん
ですが、今日は蕎介さんの落語が始まっても館内の効
果音が低くならなくって、雷が鳴ったり祭囃子や雑踏が
うるさく話が進まない!
繁昌亭から駆けつけた出丸さんが、その場を治めて程
無く効果音も低くなり、落語再開となりました。
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前半効果音で邪魔された蕎介さんの落語は「狸さい」。
動物の恩返しモノで、助けた子狸がサイコロの化け、博
打で儲ける噺。蕎介さんのちょっととぼけた子狸がなん
とも可笑しみがあって良かったです。

出丸さんは、歌舞伎ネタの「淀五郎」。大阪版は今回初
めて聞いたんですが、配役の名前が違っているだけで
大筋は同じです。途中に歌舞伎と違って落語家は血筋
ではどうにもならない!なんてネタが入って笑わせるシ
ーンも盛り込まれてます。
道頓堀中座で行われる「忠臣蔵」の判官役の役者が急
病で出られなくなり、座頭(尾上多見蔵)の大抜擢で判官
をやることになった三枡淀五郎だったが、芝居の初日が
始まると四段目で多見蔵がやっている大星由良之助が
切腹した自分のところに寄ってこない!多見蔵に悪いと
ころを聞いても分かるように説明してくれないのを逆恨み
していっそ殺して自分も死のうと、可愛がってくれた嵐璃
寛師匠のところにいとまごいに出向いたが悟られ、稽古
をつけてもらって、次の日の舞台に臨んだ・・・って噺。
しっとり人情話って感じよりテンポ良く話が展開していって、
清々しく聞き終わった感じです。

やってた方々はやり難かったでしょうが、落語会のハプニ
ングは笑い転換してくれるので、効果音でてんやわんやの
会もそれはそれで面白かったです。


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