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ファンタジーなアニメ映画2本 [映画]

梅雨も一休みの日曜日、本日は、話題のアニメ映画「夜のとばりの物語」と
「グスコーブドリの伝記」の2本を観に行ってきました。

先ずは、“キリクと魔女”で有名はフランスのミッシェル・オスロ監督の最新
作「夜のとばりの物語」を観に梅田ブルク7へ。
夜のとばりの物語.jpg 
影絵調のアニメ作品を何故に3D上映するのだろうと思いながらも、都合の
良い時間帯のやつが3Dしかやってなかったので、3Dで拝見しました。
2Dを観てないので、差はわかりませんが、色鮮やかな背景から少し離れた
感じに黒い人物の影絵が動いているのが、そこはかとなく紙で作った実物の
影絵劇の雰囲気を漂わせていて、ヘンな3D作品より、ある意味リアリティー
があったような気がします。
物語は、古い映画館の主人と技師2人が、時代背景や国の違う“愛”をテー
マにした6つの短編作品を作成すると言う展開。狼男に恋をした娘の話「狼
男」、のん気な兄ちゃんが怪物に助けられながら美女を探す話「ティ・ジャン
と瓜ふたつ姫」、生贄の娘に恋をした男の話「黄金の都と選ばれし者」、魔法
の太鼓を叩く若者の話「タムタム少年」、愛する娘のために王の馬を殺してし
まう正直な男の話「嘘をつかなかった若者」、魔術師に動物に変えられた娘
を助けるために妖精の館に行く男の話「鹿になった娘と建築家の息子」の6
話。エスニックな雰囲気や寓話や民話にあるよくある不条理感を楽しませて
もらいました。

次は、大阪ステーションシティシネマで宮沢賢治原作、杉井ギサブロー監督、
ますむらひろし氏の猫キャラの「グスコーブドリの伝記」を拝見。
グスコーブドリの伝記.jpg 
このメンバーと言えば1985年制作の傑作“銀河鉄道の夜”を思い出さずには
いられない!細野さんの音楽とあいまって幻想的な宮沢賢治の世界観を見事
に表現してました。って昔の映画の話ではなく、「グスコーブドリの伝記」ですが、
昔、原作も読んでるんですが、こんな雰囲気だったかなぁ~?なんて思いなが
ら、映画は映画として楽しませてもらいました。
最近、アニメ製作は中国でやっているのか?スタッフに中国の方が多いのに
は驚きました。

映画前の腹ごしらえは、大阪駅前第3ビルにあるうどん屋「うだま」さんでひや
ひや&ちく天をいただきました。
AxQD5E7CMAAF16b.jpg 
ツルツルシコシコの麺に煮干しの風味のきいた冷たい汁の組み合わせ!
めちゃ美味しかったです。


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