SSブログ

南湖だんご57 [講談]

今日は、旭堂南湖さんの講談の会「南湖だんご57」を聴きにワッハ上方の上方
亭に行ってきました。
A3TrFqXCEAAPdak.jpg 
本日の演目は、曽呂利怪談、猫塚の由来、ねぎま、リクエスト(お遍路道中記・
祝島原発反対三十年)、本能寺でした。

会場に入ると南舟さんが受付をしていて、リクエスト用紙を渡され、この中から好
きな話を3つ選んでくれとの事。古いのは聴いたことがないので、新しい方から3
席選定。

程無く高座に登場した南湖さん、いきなりお詫びからスタート!なんでも創作した
講談を本にすべく執筆中だそうで、実は8月にできる予定が中々筆が進まず!
今回リクエストに並んだ演目が活字になるそうですが、台本が無い話も多いらし
く、思い出すのに苦しんでいると言うことでした。

そんなこんなの話の後、曽呂利怪談のはじまり。曽呂利新左右衛門という人物
が豊臣秀吉にした短い怪談話を紹介するもので、唐突に終わる感じが怪談とい
うより柳田の民話のような感じでした。
そして、猫塚の由来は、鼠小僧次郎吉の墓があると言う本所回向院にある猫塚
の話。ねぎまは、お殿様が市中で食べたねぎまが忘れられず屋敷で食べたいと
言い出すという、なんとなく落語の目黒のさんまのような話。
リクエストは、お遍路道中記と祝島原発反対三十年。どちらも実際の話ををもと
にした話で、特に、祝島の方は、3.11もあり心にしみました。
最後は、いかにも講談という本能寺の変の話。信長の壮絶な最後を少し笑いも
交えながら楽しく聞かせてもらいました。今度、東京版を習いに行くそうなので、
どの様に違うのか聞かせてもらうのが楽しみです。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0