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暗い色はいらない [映画]

初旬だとは言え10月なのに32℃を超えた本日の大阪!真夏じゃないんだから
・・・ったく、いつまで暑いんだよ!と思いながら、視覚だけでも爽やかさを感じよ
うと、テアトル梅田に「ルノワール 陽だまりの裸婦」を観に行ってきました。
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印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールの最晩年を描いた
ドラマ。リューマチで筆を持つのもままならないルノワール(ミシェル・ブーケ氏)
の前に現れた、理想的なモデルアンドレ(クリスタ・テレ)。
彼女の出現によって再び裸婦を描き出したルノワールだったが、モデルのアン
ドレは、戦線で足を負傷して戻ってきたルノワールの次男ジャン(ヴァンサン・ロ
ティエ)と恋に落ち・・・って話でしたが、ルノワールの話と言うより息子ジャンが
後に映画監督になるいきさつが描いてあったような気もします。

監督・脚本はジル・ブルドス氏、そして、撮影監督は日本でもお馴染みのマーク・
リーピンビン氏。
なんと言ってもマーク・リーピンビン氏の創り出す、光と色彩と影に風のざわめき
が織り成す耽美的な映像が美しく、ルノワールの絵画を思い起こさせてくれます。
申し訳ないですが、ストーリーよりも映像に見入ってしまいました。

ジャンがパレットに黒の絵具を出そうとした時に、ルノワール言った「私の絵に暗
い色はいらない、貧困や戦争など世の中に暗い色はあふれているから」と言う台
詞は素晴らしかったです。なんて、真面目な話は置いといて、クリスタ・テレさんの
お尻のラインも素晴らしい!(笑)
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