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ミツバチで世界が見える [映画]

今日は午前中に仕事が入って会社に行っていたので、なんとなく昼からどこかに
出掛けるテンションにもなれず、ちょいと梅田に出て、シネ・リーブル梅田で上映
しているスイスのマークス・イムホーフ監督のドキュメンタリー映画「みつばちの大
地」を観てみました。
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監督の家では代々蜂を飼っていたということもあり、最近よくニュースにもなる蜂
の大量死や失踪について、原因を探るべく、スイス、アメリカ、オーストリア、中国、
オーストラリアの養蜂家や研究者を巡りながら、蜂の生態や蜂を通して見えてく
る自然と人間の関わりかたの問題点を浮き彫りにするって映画で非常に興味深
い内容でした。内容もですが、蜂を撮っている映像が、蜂目線って感じで、めちゃ
凝ってて素晴らしい!

在来種の黒ミツバチにこだわるスイスの養蜂家のおじさん、見渡す限りのアーモ
ンド畑でまさに資本主義的に蜂を飼うアメリカの養蜂家、働き蜂から女王蜂を育
て世界に販売しているオーストリアの養蜂家、ヨーロッパ種とアフリカ種の交配に
よって生まれた殺人蜂から蜜を取るアリゾナの養蜂家などの話の他、中国では、
雀駆除の影響で虫が異常発生、その虫を駆除した影響でミツバチが完全にいな
くなった地域があり、蜂の代わりに人間が受粉をしていて、花粉を売る商売まで
成り立っているという状況も紹介してありました。が、世界の受粉の1/3をミツバ
チが担っているということで、もしミツバチがいなくなったら、人類も生きてはいけ
ないだろうと言われているそうです。
そんな危機的な状況の中、監督の娘さんでもあるバーバラ・イムホーフ博士たち
により、オーストラリアの離島で感染症などに強く、人に害をおよぼさない、未来
のミツバチを創り出す研究も行われていました。

映画前の腹ごしらえは、大阪第一ビルにあるロシア料理の店「モスクワプリュスシ
ェミ (MOCKBA+7)」さんで、ビーフプレートランチをいただきました。
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一緒についていたボルシチが美味い!
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