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今年もオペラの季節 [観劇(他)]

関西方面、夏到来の風物詩といえば、京都の祇園祭と大阪の天神祭、そして、
神戸の佐渡オペラって感じで、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2014 モー
ツァルト作曲の歌劇「コジ・ファン・トゥッテ:女はみなこうしたもの」を観に、兵庫
県立芸術文化センター KOBELCO大ホールに行ってきました。
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指揮者はもちろん佐渡裕氏、そして演出はメトロポリタン歌劇場のデヴィッド・ニ
ース氏。

キャストは、ナポリの美人姉妹、姉のフィオルディリージに小川里美さん、妹のド
ラベッラにフイリン・チュウさん。姉妹の婚約者である青年士官のフェルランドに
ジョン・健・ヌッツォさんとグリエルモにキュウ・ウォン・ハンさん。そして、二組の
恋人たちを翻ろうする老哲学者ドン・アルフォンソに町英和さんとお茶目な共謀
者女中のデスピーナに田村麻子さん。
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緞帳が上がると、ロバート・パージオラ氏が創り出す、ロココや新古典主義を思
わせる風景の描かれた幕や左右に並べられたオレンジの植木の書割が印象
的な舞台が現れる。
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その舞台で繰り広げられる物語。青年士官のフェルランドとグリエルモに老哲学
者ドン・アルフォンソが、女性の貞操なんてアラビアの不死鳥みたいなもので空
想にすぎないと嘯く。自分たちの婚約者(フィオルディリージとドラベッラ姉妹)は、
そんなことはないと反論すると、それなら賭けをしようと持ちかける。
計画は、姉妹にフェルランドとグリエルモが出兵すると嘘をつき、その間に違う
男(フェルランドとグリエルモが異国人に変装)が、姉妹に言い寄り口説き落とし
たらドン・アルフォンソの勝ちと言うもの。
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一幕目では、姉妹に言い寄った異国人(それぞれ婚約者とは逆の相手に言い
寄るのが憎い!)は、こっぴどくふられるが、二幕目に、ドン・アルフォンソの共
謀者女中のデスピーナが、姉妹をあの手この手でその気にさせて・・・って話。

オペラが素晴らしかったのはもちろんですが、フィオルディリージ役の小川里美
さんがスタイルも良くってめちゃ綺麗!まさに歩く姿は百合の花って感じです。
それと、女中デスピーナ役の田村麻子さんの小悪魔的な仕草と明るく響く歌声
がすごく印象的で、役柄的には脇役でしょうが、個人的には一番目立っていた
ような気がします!本当に素敵でした。

観劇後は、鑑賞仲間の方々と芦屋に移動して、上戸のkengoさんが予約して
くれたお店「旬菜 風」さんでオペラ&アート談議に花を咲かせました。
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本日いただいた料理は、鯛や鱧の入った舟盛り、オコゼのお刺身、カツオのた
たき、さっぱりした秋田ジュンサイとオクラの冷製茶碗蒸し、香ばしくって濃厚な
イカのワタ焼き、夏を感じる蛸の柔らか煮と冬瓜に焼きナス、上品な味わいの
蓮根饅頭、ご店主さんが愛知出身ってことで、〆はシコシコのざるきしめん!
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どの料理もめちゃ美味しかったです。

お酒に詳しい奥さんが下戸の私にすすめてくれたのが、秋田の地酒“まんさくの
花”の甘酒シャーベット。滑らかな口当たりと自然な甘さがめちゃ美味しい!
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そして、私は飲めませんでしたが、皆さんが美味しいと飲んでいたのが、オース
トラリアのワイン“サクラシラーズ”。桜のラベルも美しい!
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今回も色々お世話になり、本当にありがとうございました。感謝です。
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