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西宮で雪景色 [美術館]

冬に食べるアイスクリームも美味しい!に近い感覚?って感じで、今日は西宮市
大谷記念美術館で開催している「雪景色の系譜展 その表現の歩み 近世から近
代まで」を観に行ってきました。

山水画や花鳥画、近代日本画においても画題として扱われることの多い雪景色
ですが、それだけを集めたという、ちょっと風変わりな展覧会ってことで、気には
なっていたんですが、なんとなく後回しにしてて、フッと気付いたら明日までだった
ので、慌てて足を運んだしだいです。
美術館について、窓口でチケットを買おうとしたら、後ろから車椅子のおばあちゃ
んに「この招待状で3人まで入れるから!」と声をかけられ、ありがたく、ご一緒さ
せていただきました。本当にありがとうございました。
Img_2979.jpg Img_2986.jpg 
私の場合、雪景色の絵と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、三井記念美術館にあ
る円山応挙の“雪松図屏風”なんですが、今回、様々な表現の雪景色を観せても
らい、白の世界の奥深さを感じさせてもらいました。
先ずは、山水画での雪が展示してあり、のっけに伝雪舟の“秋冬山水図屏風”が
飾ってあったんですが、他の作品を観た後にここに戻ると、すべてこの絵の中に
在るって気がしました。
とは言え、狩野探幽や円山応挙の洗練された表現、狩野山雪や岡田米山人や白
隠のユーモラスな雰囲気、おおらかな池大雅や呉春、デザイン性の高い伊藤若冲
と酒井抱一などなど個性豊かな作品が並んでいて、大いに雪景色を堪能させても
らいました。その中でも異彩を放っていたのは、菱田春草の“雪の山”で、空間表
現、余白の使い方、画材などは日本画なんですが、パッと見は洋画にも見えると
言う不思議な絵でした。春草恐るべし!

日本画の雪景色とは正反対な感じの昼ごはん、大阪駅前第2ビルにある「パサデ
ィナダイナー」さんで、少し小振りのTボーンステーキお試し版を頬張りました!
B9Pi604CIAAoRff.jpg Img_2975.jpg 
少しレアな感じで、肉食ってる!って気分が味わえ、お試しサイズでもお腹いっぱ
いになります。
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