瀬戸芸2016春(宇野港) [美術館]
散りゆく桜を眺めながら過ぎ去る春を感じつつ、春の瀬戸芸にもう少し行っておき
たいななんて思っていたら、思いは通じるもので、今日、仕事で岡山に行くことに
なり、昼間に少し時間が空いたので、かなり駆け足にはなりましたが、「瀬戸内国
際芸術祭2016<春>」の宇野港の作品を眺めてきました。
各港に瀬戸芸のシンボルのように個人的に感じている作品があるんですが、瀬戸
芸への本州側の入口宇野港は、やっぱり淀川テクニックさんの「宇野のチヌ」です。
ゴミを集めて作った魚のオブジェですが、なんとも哀愁があってイイんですよね。
そしてこちらも常設になっている小沢敦志さんの「舟底の記憶」。
新しいところでは、まず目に付くのは、宇野駅や沿線の駅を幾何学的な線で飾った
エステル・ストッカーさんの「JR宇野みなと線アートプロジェクト」。
そして、インフォメーションセンターの横に吊るしてあるのは、小沢敦志さん制作の
「終点の先へ」と言うレンタサイクル(600円)。
自転車好きとしては、気になっていた作品だったんですが、鮮やかな色と無骨なフ
ォルムがオシャレでした。
港近くの倉庫「哲子の部屋」では、山本哲也さんがデザインと制作をした服が飾ら
れたいました。
会場では、ご本人がミシンで服を制作してらしたり、試着もできるみたいでした。
ちょっと離れた公園には、内田晴之さんの「海の記憶」と言うオブジェも設置してあ
ります。
ここまできて、船に乗って島に渡れないのは残念でしたが、後ろ髪を引かれる思い
で、なんとも懐かしい列車に乗って岡山に戻りました。
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