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天満橋のカフェで落語 [落語]

朝から湿度が高く、昼過ぎからは雨も降り出した日曜日。今日は、天満橋の
タツタビルにある“噺カフェ”さんに「金原亭馬玉を聴く会」を聴きに行ってきま
した。
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カフェは1階ですが、会場はビルの地下。スリッパに履き替えて階段を下ると、
狭い部屋に簡易的な高座が設えられ、30席ほどの椅子が並んで、ちょっと
怪しげな雰囲気がイイ感じです!
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1階のカフェでいただいたオリジナルのサイダーを飲みながら開演を待つこと
しばし、出囃子が鳴って金原亭馬玉さんの登場。
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馬玉さんは馬生師匠のお弟子さんで、昨年真打昇進された方だそうです。が、
東京でご活躍なので、名前を聞いたのも噺を聴いたのも、今回が初でした。

金原亭馬玉、縮めると金〇と言う自己紹介や東京の落語と言っても上方落語
の噺をもとにしたモノも多く、出囃子なども上方のマネをしたものなんですよ!
などと言うまくらの後に、先ずは、幇間腹。これは上方落語をもとにした噺だそ
うで、暇をもてあました若旦那が何か珍しいことをしようと、独学で鍼をはじめ、
壁や枕や猫を刺してみたけど面白くない。人で試そうと贔屓にしている幇間の
一八を呼び出し、腹に鍼を刺したが、折れてしまい・・・って噺。
久々に東京落語を聴きましたが、歯切れの良いテンポで、なんとも耳障り良く
笑わせてもらいました。

引き続いて、井戸の茶碗。こちらは武士が登場するいかにも江戸の落語って
感じの人情噺。くず屋の清兵衛さんが裏長屋の浪人千代田卜斎から買い、細
川家の若侍高木佐久左衛門に売った仏像の中から50両が出てきて、その金
を受け取る受け取らないでもめる侍の間で右往左往する清兵衛さん、千代田
卜斎になんとか金を受け取らせるために、普段使っている茶碗を売ったと言う
ことにしたが、その茶碗が高価な井戸の茶碗だったことから・・・。
人情噺でも、サラリとした話しっぷりで聴かしてもらうと、江戸の風情が感じら
れる気がしました。

最後は、品川心中。志ん生師匠からの本流って感じの噺。品川の女郎 お染、
年齢とともに客も減り、衣替えの準備も出来ず、いっそ死のうと思ったが1人で
死ぬのはみっともないので、心中をしようと客の中から本屋の金造を選び、手
練手管で心中を納得させ、無理やり桟橋まで引っ張っていって金造を突き落と
したが、別の客が金を持ってきたとの知らせが入り、そそくさと立ち去る。海が
遠浅で金造も助かり、どろどろの姿で世話になっている親分のところに行くが
・・・って噺。
いやぁ~!笑わせてもらいました。めちゃ面白かったです。

落語前、久しぶりに大阪天満宮に参拝し、腹ごしらえは天神橋筋商店街を抜
けたところにある加古川で有名なハンバーガー屋の大阪店「グレイトフルバー
ガー シカゴギャルズストア」さんでチーズバーガーを頬張りました。
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今日のパティは群馬県産のあか牛。ボリュームもあってめちゃ美味しい!
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