瀬戸焼物散策

今日は、有休を取って、前々から気になって、是非、行きたいと

思っていた。藤森照信氏設計の「多治見市モザイクタイルミュー
ジアム」に行ってみました。

梅雨時なのでしょうがないですが、なんだか犬山から多治見界隈
ピンポイントで警報出るほど雨が降ってました。が、バスに揺ら
れて美術館に着いた頃には雨もあがり、巨大な土壁でできた山の
ような木の実のような造形の美術館で、たっぷりとタイルを楽し
ませてもらいました。
 
カワイイ入口を抜け、暗い土の洞窟と言うか登り窯のような大階
段を上って4階へ。
 
  
4階には、タイルの下がった大きな天窓が設けられ、銭湯のよう
な風情の中に懐かしいタイル製の流し台やかまどなどが飾ってあ
り、なんとなくノスタルジックな雰囲気が漂っていました。
  
  
  
3階には、多治見でタイル産業が盛んになった歴史が、タイルの
変遷とともに展示してあり、「大坪高明の“タイル”と絵タイル職
人の手わざ」と言う絵画のようなタイルの企画展示も行われてい
ました。
  
  
  
  
  
2階は、現在のタイルを紹介してあり、タイルで作ったテーブル
や装飾品など色々展示してあり、相談窓口のようなものも設置さ
れていました。
  
  
1階にはミュージアムショップやタイルがびっしり貼られた車が
展示してありました！
  
全体の雰囲気はもちろん、藤森照信さん独特の手作り感溢れるデ
ィテールや屋根には植えられた木も素敵でした。
  
やっぱり藤森建築はイイなぁ～！

そして、多治見市モザイクタイルミュージアムでの昼ごはんは、
美術館横にあるカフェ「CAFE DE SOLEIL」さんで、クロワッ
サンサンドを頬張りました。
  
美味しい！店内はもちろんタイルで彩られてました！

多治見でタイルを楽しんだ後は、瀬戸市に移動して、焼き物の
街をしばし散策させてもらいました。
 
新世紀工芸館では、兼行誠吾さんと板屋成美さんの展示が行われ
ていました。
 
  
 
  
 
瀬戸染付工芸館では、作品展示の他、実際の作業現場や古い登り
窯などを見ることができます。
 
  
山門の美しい宝泉寺から風情のある窯垣の小径を抜けて大きな登
り窯のある洞本業窯へ。
 
  
  
  
 
  
駅に戻りつつ深川神社、陶彦神社、陶製梵鐘のある法雲寺に参拝。
  
  
最後は、楽しみにしていた招き猫ミュージアム！板東寛司・荒川
千尋ご夫妻のコレクション数千点を展示する美術館だそうです。
  
当たり前ですが、とにかく招き猫だらけ！招き猫の歴史、全国各
地のご当地招き猫、招き猫で有名な神社仏閣などなどに分類され
た招き猫たちを楽しむことができました。

豊田市まで移動し、暑い中の瀬戸散策で疲れていたので、土用の
丑には、ちょっと早いですが、晩ごはんはう鰻！ホテルからちょ
っと離れてましたが、明日行く予定の豊田市美術館の近くにある
うなぎ屋「満福支店」さんで鰻丼をいただきました。
  
ごはんがお代わりできるサービスってことで、うなぎを半分残し
て、ごはんを入れてもらって、満腹満足でした！