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節分に落語 [落語]

もう2月か!なんて思いながら今日は、道楽亭の二月昼席を
聴きに行ってきました。
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本日の演目。開口一番は、弥っこさんで“色事根問”。うだつ
の上がらない男が、女性にモテル十条件(一見え、二男、三
金、四芸、五精、六おぼこ、七科白、八力、九肝、十評判)
を友達に教えてもらうと言う話。四芸の宇治名物蛍踊りの件
が好きです!

次は、鯛蔵さんで“向う付け”。お葬式の受付(字の書ける人
の少なかった昔は受付が来た人の名前を記帳していた)を頼
まれた能天気な男、引き受けたよいが実は字の書けない!受
付の相方も字が書けずって話。能天気な男と奥さんのやり取
りが面白いんですよね。

そして、文之助さんの“替り目”。べろべろに酔っぱらった男、
人力車の車夫にからんで自宅前で人力車に乗り帰宅!迎えた
奥さんにもう一杯酒を飲みたいとねだり、奥さんに散々悪態
をつきおでんを買いに行かせた後に奥さんへの感謝を述べる
がって話。東京版の替り目も好きですが、関西の方もイイ。

中トリは、わかばさんの“掛け取り”。付けで代金を支払って
いた昔、年末に払う金がない夫婦、受取人の趣味をネタにご
まかそうとする話なんですが、インスタントラーメンづくし
のやり取りをはじめて聞いて新鮮でした。

中入り後、まん我さんの“紙入れ”。昨今、話題の不倫の話で
すが、女性のしたたかさが描かれてめちゃ面白い!昔から御
妾さんがいたり、夜這いや間男など、お上の規制はあっても
庶民は自由な感じだったのがイイですね。今の方がギスギス
している気もします。清廉潔白が過ぎるのか?ただの出歯亀
か?は判りませんが・・。

トリは、米二さんの“はてなの茶碗”。京都出身在住の米二さ
んが聞かせてくれる京都の骨董屋茶金さんと油を売る大阪大
店を勘当になった若旦那のやり取りが、なんともイイ感じで
した。

そんでもって今日は節分ってことで、最近は全国区になった
恵方巻を買ってきました。今年は、祇園いづ重さんの細巻き
寿司。具はシンプルに、かんぴょうと椎茸に玉子と三つ葉で
すが、絶妙のバランスでめちゃ美味しい!
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それと厄除けの鰯。丸焼きはさすがにえらい事になるので、
生姜煮です(総菜屋で買ったものですが・・)。

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