春の陽気にフェルメール [美術館]
ぽかぽか陽気の金曜日。今日は有休を取ってちょいと野暮用
で朝からお役所へ。とりあえず午前中に用事を済ませ、平日
は空いているかな?と思いながら門真に移転した人気のうど
ん屋「三ツ島 真打 」に出向いて、温玉ちく天カレーうどん
をいただきました。
移転して初でしたが、久しぶりに食べたボリュームたっぷり
の美味しいカレーうどんに大満足でした。
せっかく有休を取ったので、こちらも平日なら混雑を避けら
れるんじゃないかな?と言う淡い期待をこめて、大阪市立美
術館で開催している「フェルメール展」を観に行ってみまし
た。
休日がどれくらいの入りかは判りませんが、平日でもけっこ
う人は多かったです。でも、並んで見るという感じでもなく、
ゆっくりと絵を楽しめました。
17世紀のオランダ画家ヨハネス・フェルメール、窓辺から柔
らかな光の差す部屋で庶民の日常的な情景を描いた数々の作
品の美しさと、35点ほどしか作品がないという希少価値的な
側面も含めて非常に有名な画家です。が、今回はそんな少な
い作品の中から初期の“マルタとマリアの家のキリスト”と“取
り持ち女”。それに手紙を題材にした窓辺の情景“手紙を書く
婦人と召使い”、“恋文”、“手紙を書く女”。手紙のシリーズと
同じ女性かなと言う“リュートを調弦する女”の6点が展示して
ありました。
初期の作品が、なんとなくイメージしていたサイズ感よりか
なり大きくって、ちょっとビックリしました。が、静寂を感
じるフェルメールの世界に浸って楽しい時間を過ごせました。
フェルメールといっしょに展示してあったハブリエル・メツ
ーの“手紙を書く男”と“手紙を読む女”はフェルメールの作品
とシンクロする感じで面白かったですし、ヤン・ウェーニク
スの“野ウサギと狩の獲物”、ヤン・ステーンの“家族の情景”、
レンブラント周辺の画家の“洗礼者ヨハネの斬首”、レンブラ
ント工房の出身ヘラルト・ダウの“本を読む老女”など、同時
代のオランダの画家たちの作品50点あまりも展示してあり。
けっこう見応えありました。
休憩室では森村泰昌さんのフェルメール展を解説する映像も
流れていて、それを見た後で、もう一度会場を一周すると見
る角度が変わって、さらに楽しめました。
2階では、コレクション展示も行なわれていていました。
春をテーマに「啓蟄!考古遺物コレクション」と銘打って、
春になってゴソゴソ這い出る虫のごとく土の中から出てき
た縄文土器、青銅器、弥生土器、須恵器などなどが飾って
ありました。
これも季節モノって感じで3月3日の桃の節句(雛祭り)に
ちなんで「節句を彩る 人形と漆工」と言う展示も行なわれ
ていて、明治から昭和初期に作られた丸平の大木平藏作の
雛人形の内裏雛、三人官女、五人囃子、随身、仕丁。そし
て武者人形の八幡太郎義家などの他、根付や印籠も飾って
ありました。雛人形が若干妖気を感じような風情でイイ感
じでした!大好きな雰囲気です。
そして、春とは関係無さそうですが「都市を描く 洛中洛外
図と名所図会」と言う展示も行なわれていて、六曲一双の
洛中洛外図屏風が3点並んでいて、特に田万コレクションの
狩野派の絵師が描いたと言う洛中洛外図が、人々の暮らし
を細密に描いていて、めちゃ面白かったです。人も少なか
ったので、時間を忘れて見入ってしまいました。
で朝からお役所へ。とりあえず午前中に用事を済ませ、平日
は空いているかな?と思いながら門真に移転した人気のうど
ん屋「三ツ島 真打 」に出向いて、温玉ちく天カレーうどん
をいただきました。
移転して初でしたが、久しぶりに食べたボリュームたっぷり
の美味しいカレーうどんに大満足でした。
せっかく有休を取ったので、こちらも平日なら混雑を避けら
れるんじゃないかな?と言う淡い期待をこめて、大阪市立美
術館で開催している「フェルメール展」を観に行ってみまし
た。
休日がどれくらいの入りかは判りませんが、平日でもけっこ
う人は多かったです。でも、並んで見るという感じでもなく、
ゆっくりと絵を楽しめました。
17世紀のオランダ画家ヨハネス・フェルメール、窓辺から柔
らかな光の差す部屋で庶民の日常的な情景を描いた数々の作
品の美しさと、35点ほどしか作品がないという希少価値的な
側面も含めて非常に有名な画家です。が、今回はそんな少な
い作品の中から初期の“マルタとマリアの家のキリスト”と“取
り持ち女”。それに手紙を題材にした窓辺の情景“手紙を書く
婦人と召使い”、“恋文”、“手紙を書く女”。手紙のシリーズと
同じ女性かなと言う“リュートを調弦する女”の6点が展示して
ありました。
初期の作品が、なんとなくイメージしていたサイズ感よりか
なり大きくって、ちょっとビックリしました。が、静寂を感
じるフェルメールの世界に浸って楽しい時間を過ごせました。
フェルメールといっしょに展示してあったハブリエル・メツ
ーの“手紙を書く男”と“手紙を読む女”はフェルメールの作品
とシンクロする感じで面白かったですし、ヤン・ウェーニク
スの“野ウサギと狩の獲物”、ヤン・ステーンの“家族の情景”、
レンブラント周辺の画家の“洗礼者ヨハネの斬首”、レンブラ
ント工房の出身ヘラルト・ダウの“本を読む老女”など、同時
代のオランダの画家たちの作品50点あまりも展示してあり。
けっこう見応えありました。
休憩室では森村泰昌さんのフェルメール展を解説する映像も
流れていて、それを見た後で、もう一度会場を一周すると見
る角度が変わって、さらに楽しめました。
2階では、コレクション展示も行なわれていていました。
春をテーマに「啓蟄!考古遺物コレクション」と銘打って、
春になってゴソゴソ這い出る虫のごとく土の中から出てき
た縄文土器、青銅器、弥生土器、須恵器などなどが飾って
ありました。
これも季節モノって感じで3月3日の桃の節句(雛祭り)に
ちなんで「節句を彩る 人形と漆工」と言う展示も行なわれ
ていて、明治から昭和初期に作られた丸平の大木平藏作の
雛人形の内裏雛、三人官女、五人囃子、随身、仕丁。そし
て武者人形の八幡太郎義家などの他、根付や印籠も飾って
ありました。雛人形が若干妖気を感じような風情でイイ感
じでした!大好きな雰囲気です。
そして、春とは関係無さそうですが「都市を描く 洛中洛外
図と名所図会」と言う展示も行なわれていて、六曲一双の
洛中洛外図屏風が3点並んでいて、特に田万コレクションの
狩野派の絵師が描いたと言う洛中洛外図が、人々の暮らし
を細密に描いていて、めちゃ面白かったです。人も少なか
ったので、時間を忘れて見入ってしまいました。
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