神戸でゴッホ [美術館]
本編の展覧会よりも、どちらかと言うと原田マハさんの
講演会が目的って感じもなきにしもあらずでした。が、
「ゴッホ展 ハーグ、そして。パリ。ゴッホへの道」を
観に兵庫県立美術館に行ってきました。
朝から野暮用でバタバタしていて、案内のメールをちゃ
んと確認もせず、開演2時のギリギリに兵庫県立美術館
到着したら会場が隣のビルって言われ、焦りまくって会
場に駆け込んで椅子に座った途端に講演スタート!
兵庫県立美術館の館長さんによる原田マハさんのご紹介
に間に息を整え、少し落ち着いたところで原田さん登壇
となりました。
いきなりゴッホには入らず、先ずは前段と言うことで、
原田さんの兵庫県立美術館の想いで話からスタート。
中学生の頃(40年ほど前)、美術全集の訪問販売をし
ていたお父さんに同行し、岡山からわざわざ兵庫県立
美術館のムンク展を観に来たのが初めての兵庫県立美
術館だったそうです。
原田さんはゴッホをテーマに“たゆたえど沈まず”と言
う本を書いてらして、その取材を通して感じたゴッホ
への想いを交えながら、ゴッホの画業10年の軌跡を、
展覧会の構成に沿って、ハーグ時代(ミレーに影響さ
れた暗い色調の労働者の絵)、パリ~アルル時代(印
象派と日本に影響されて、一気に色彩に目覚めた絵)、
そして最晩年、1890年7月29日に亡くなるまでの1年
間に分けて語ってくれました。(ゴッホがパリに出て
きた日、弟テオの事務所に行ったが留守で、置手紙に
ルーブル美術館で待っていると書き、それを見た弟が
美術館に駆け付ける話は、流石小説家さんって感じで
情景が浮かぶような語りでした。)
10年で2000枚くらい絵をかいていたそうで、平均す
ると1年に200枚!10年の画業ですが、ある意味一生
分の絵は描いて去っていった方なんだろうと思います。
最後に取材の時に訪れたゴッホと弟テオが並んだお墓
の写真も紹介してくれました。
1時間半ほどの講演でしたが、ゴッホ愛が溢れている感
じでめちゃ面白かったです。
講演会はもちろん面白かったんですが、展覧会のゴッホ
の絵の方も素晴らしかったです。
ゴッホ展と言いながらゴッホの絵はちょっことなんて思
ったりもしてましたが、想像以上にゴッホだらけで、あ
る意味ビックリでした!笑
今回の目玉の“糸杉”と“薔薇”、こちらも想像以上で、思
わず絵の前から動けなくなってしまいました(混んでい
たので邪魔にならないようにちょっと後ろでですが・)。
写真や画像データではお馴染みの絵だったんですが、実
物の醸し出すオーラと言うかパワーは凄いですね!絵の
中にゴッホのエネルギーが宿ている感じでした。
茫然自失のゴッホの帰り、先日来たときは無かったよう
な気がするんですが、展示室の2階と1階につながる吹き
抜けの階段ホールに新宮晋さんの“星の海”と言う作品が
浮かんでいました!
安藤忠雄さんのコンクリート打ちっぱなし建屋に黄色の
インスタレーションが印象的です。
講演会が目的って感じもなきにしもあらずでした。が、
「ゴッホ展 ハーグ、そして。パリ。ゴッホへの道」を
観に兵庫県立美術館に行ってきました。
朝から野暮用でバタバタしていて、案内のメールをちゃ
んと確認もせず、開演2時のギリギリに兵庫県立美術館
到着したら会場が隣のビルって言われ、焦りまくって会
場に駆け込んで椅子に座った途端に講演スタート!
兵庫県立美術館の館長さんによる原田マハさんのご紹介
に間に息を整え、少し落ち着いたところで原田さん登壇
となりました。
いきなりゴッホには入らず、先ずは前段と言うことで、
原田さんの兵庫県立美術館の想いで話からスタート。
中学生の頃(40年ほど前)、美術全集の訪問販売をし
ていたお父さんに同行し、岡山からわざわざ兵庫県立
美術館のムンク展を観に来たのが初めての兵庫県立美
術館だったそうです。
原田さんはゴッホをテーマに“たゆたえど沈まず”と言
う本を書いてらして、その取材を通して感じたゴッホ
への想いを交えながら、ゴッホの画業10年の軌跡を、
展覧会の構成に沿って、ハーグ時代(ミレーに影響さ
れた暗い色調の労働者の絵)、パリ~アルル時代(印
象派と日本に影響されて、一気に色彩に目覚めた絵)、
そして最晩年、1890年7月29日に亡くなるまでの1年
間に分けて語ってくれました。(ゴッホがパリに出て
きた日、弟テオの事務所に行ったが留守で、置手紙に
ルーブル美術館で待っていると書き、それを見た弟が
美術館に駆け付ける話は、流石小説家さんって感じで
情景が浮かぶような語りでした。)
10年で2000枚くらい絵をかいていたそうで、平均す
ると1年に200枚!10年の画業ですが、ある意味一生
分の絵は描いて去っていった方なんだろうと思います。
最後に取材の時に訪れたゴッホと弟テオが並んだお墓
の写真も紹介してくれました。
1時間半ほどの講演でしたが、ゴッホ愛が溢れている感
じでめちゃ面白かったです。
講演会はもちろん面白かったんですが、展覧会のゴッホ
の絵の方も素晴らしかったです。
ゴッホ展と言いながらゴッホの絵はちょっことなんて思
ったりもしてましたが、想像以上にゴッホだらけで、あ
る意味ビックリでした!笑
今回の目玉の“糸杉”と“薔薇”、こちらも想像以上で、思
わず絵の前から動けなくなってしまいました(混んでい
たので邪魔にならないようにちょっと後ろでですが・)。
写真や画像データではお馴染みの絵だったんですが、実
物の醸し出すオーラと言うかパワーは凄いですね!絵の
中にゴッホのエネルギーが宿ている感じでした。
茫然自失のゴッホの帰り、先日来たときは無かったよう
な気がするんですが、展示室の2階と1階につながる吹き
抜けの階段ホールに新宮晋さんの“星の海”と言う作品が
浮かんでいました!
安藤忠雄さんのコンクリート打ちっぱなし建屋に黄色の
インスタレーションが印象的です。
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