梅雨入り前にアートポタリング [美術館]
大阪の緊急事態宣言も5月末まで延長され、天気予報を
見ると今宵から来週にかけてずらりと並んだ傘マーク
って感じで、早くも梅雨入りしそうで、ちょいと鬱陶
しい今日この頃。雨季に入る前に自転車でも走らせよ
うかと思って、気になていたギャラリーをめぐってき
ました。
先ずは、帝国ホテル大阪横にある“アートコートギャラ
リー”さんの野外展示スペース「OAP彫刻の小径」で、
今季2021年5月から2022年10月まで開催されている
林武史さんと松井紫朗さんのコラボ彫刻「doodling
ちょうこくかのらくがき」を拝見。
石を素材に抽象的な造形を制作する林武史さんと、張
り巡らされた伝声管などを使って人の五感と空間のか
かわりを表現する松井紫朗さんが、空間に落書きをす
るように自由な発想で生み出された作品だそうです。
不思議な装置のような彫刻は、なんとなく奈良の明日
香の酒船石が思い起こされ、理系心がくすぐられまし
た。
“YOD Gallery”さんでは、「Fractal Synergy」と題
して、幾何学的造形を陶芸で表現する現代陶芸家、竹
内紘三さん、 田中雅文さん、武村和紀さん、 奈良祐
希さんのグループ展をやってましたが、緊急事態宣言
下と言うことで、ギャラリーに入るには前日までの予
約が必要と言うことで、予約をしてなかったので中に
は入れず。
外からチラッと眺めさせてもらいました。窓際のバナ
ナがカワイイ!
そして天五の商店街の近くにあるギャラリー“hitoto”
にて開催されていた福井美憂さんの個展「香りを聴く
ように」に立ち寄ってみました。
ちょうどご本人がいらしたので、個展のテーマや作品
について詳しくお話を伺いました。タイトルにもなっ
ている香りを聴く(聞く)と言うのは、香道の言葉だ
そうで(香道では香りを嗅ぐではなく、聞くと言うそ
うです)、福井さんがイヤホンで音楽を聴きながらい
つも歩いている道をたまたまイヤホン無しで歩いたら、
いつもは感じなかった町の香りを感じたと言う経験か
ら、日常の何気ないことも五感を研ぎ澄ますことで、
別の文脈が見えてくると言う思いで、作品を制作され
たそうです。
版画を専攻された方だそうで、版画をベースに表意文
字である漢字を分解し意味以前の造形として再構築す
る作品や和紙で作ったカラフルな小石、化学反応で和
紙に鉄錆びのような表現をほどこしたモノ、細密に描
かれた枯れ枝に丸く寄生するヤドリギの絵など面白い
作品が並んでいました。いや~!さすが版画をやって
いる方って感じで、どれもとにかく緻密でした。
ヤドリギは、もともと大木でキリストの十字架の材料
にされたことから、ほかの木に宿を借りて生える小さ
な木になったと言う伝説があることも教えてもらった
りと楽しいひと時でした。ありがとうございました。
アートポタリングの昼ごはんは、帝国ホテル大阪近く
にあるレストラン「ファミリーHAMA」さんで日替わ
りの和風ビーフステーキランチをいただきました。
日替わり1品のみなので座ると出てくるって感じで、
白ごはんがすすむステーキ美味しかったです。
見ると今宵から来週にかけてずらりと並んだ傘マーク
って感じで、早くも梅雨入りしそうで、ちょいと鬱陶
しい今日この頃。雨季に入る前に自転車でも走らせよ
うかと思って、気になていたギャラリーをめぐってき
ました。
先ずは、帝国ホテル大阪横にある“アートコートギャラ
リー”さんの野外展示スペース「OAP彫刻の小径」で、
今季2021年5月から2022年10月まで開催されている
林武史さんと松井紫朗さんのコラボ彫刻「doodling
ちょうこくかのらくがき」を拝見。
石を素材に抽象的な造形を制作する林武史さんと、張
り巡らされた伝声管などを使って人の五感と空間のか
かわりを表現する松井紫朗さんが、空間に落書きをす
るように自由な発想で生み出された作品だそうです。
不思議な装置のような彫刻は、なんとなく奈良の明日
香の酒船石が思い起こされ、理系心がくすぐられまし
た。
“YOD Gallery”さんでは、「Fractal Synergy」と題
して、幾何学的造形を陶芸で表現する現代陶芸家、竹
内紘三さん、 田中雅文さん、武村和紀さん、 奈良祐
希さんのグループ展をやってましたが、緊急事態宣言
下と言うことで、ギャラリーに入るには前日までの予
約が必要と言うことで、予約をしてなかったので中に
は入れず。
外からチラッと眺めさせてもらいました。窓際のバナ
ナがカワイイ!
そして天五の商店街の近くにあるギャラリー“hitoto”
にて開催されていた福井美憂さんの個展「香りを聴く
ように」に立ち寄ってみました。
ちょうどご本人がいらしたので、個展のテーマや作品
について詳しくお話を伺いました。タイトルにもなっ
ている香りを聴く(聞く)と言うのは、香道の言葉だ
そうで(香道では香りを嗅ぐではなく、聞くと言うそ
うです)、福井さんがイヤホンで音楽を聴きながらい
つも歩いている道をたまたまイヤホン無しで歩いたら、
いつもは感じなかった町の香りを感じたと言う経験か
ら、日常の何気ないことも五感を研ぎ澄ますことで、
別の文脈が見えてくると言う思いで、作品を制作され
たそうです。
版画を専攻された方だそうで、版画をベースに表意文
字である漢字を分解し意味以前の造形として再構築す
る作品や和紙で作ったカラフルな小石、化学反応で和
紙に鉄錆びのような表現をほどこしたモノ、細密に描
かれた枯れ枝に丸く寄生するヤドリギの絵など面白い
作品が並んでいました。いや~!さすが版画をやって
いる方って感じで、どれもとにかく緻密でした。
ヤドリギは、もともと大木でキリストの十字架の材料
にされたことから、ほかの木に宿を借りて生える小さ
な木になったと言う伝説があることも教えてもらった
りと楽しいひと時でした。ありがとうございました。
アートポタリングの昼ごはんは、帝国ホテル大阪近く
にあるレストラン「ファミリーHAMA」さんで日替わ
りの和風ビーフステーキランチをいただきました。
日替わり1品のみなので座ると出てくるって感じで、
白ごはんがすすむステーキ美味しかったです。
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