空堀商店街まで五月晴れポタリング

大阪の緊急事態宣言が来月の20日まで延期されるって
感じの５月最後の土曜日。密になるのを避けつつ自転
車で、空堀商店街近くにあるギャラリー“+1 art”さん
で、本日までやていた池田慎さんと野営地（今回参加
は、倉本高弘さん、増野敦子さん、野村美貴子さん、
髙橋真理子さん、森すみれさん）のグループ展（？）
「音のほころび　UNTIED SOUND」を見に行ってき
ました。
  
池田慎さんは、ありふれた日用品を別の視点で見せる
ことで、固定観念を揺さぶる作品を作る方で、今回は、
自重で潰れたり摩耗で消える作品が作れないかと言う
発想で、電気コードなどでニットの帽子やマスクを作
り、ギャラリーを訪れるお客さんにほどいてもらうこ
とで徐々に消えゆく作品を作ってらっしゃいました。
  
 
  
野営地さんは、国立国際美術館の開館40周年記念展
の折に集まったメンバー19名のパフォーマンス集団
で、イベントの都度、自由な組み合わせで活動をさ
れているみたいです。今回は、5名の方が参加し、毛
糸で筒状のニットを編んで、こちらもお客さんがほど
くことで作品が完成する参加型の作品でした。
（ギャラリーにはメンバーの方がいらして、毛糸を引
っ張ると口でシュルシュルシュルみたいな感じの効果
音を付けてくれました。）
  
ニットには鈴やスーパーボールが隠れていて、ほどく
ことでそれが落ちる仕組みで、落ちた品はいただけま
した。
  
ありがとうございます。スーパーボールなんて何年ぶ
りに触っただろうって感じでした。

そして、別邸+2では、岡本里栄さん、橋爪ちなつさん、
三宅佑紀さんの三人展「となりの空いた席」もやって
いたので、そちらも覗かせてもらいました。
  
経歴を見ると、3人は成安造形大学芸術学部の先輩後
輩と言う関係みたいで、岡本さんは洋風垂たらし込み
って感じの作品、橋爪さんは日本画で自画像？っぽい
少女が昔の大きな黒電話をかけている作品、三宅さん
はトレーシングペーパーにパステルで見えそうで見え
ない植物の絵を描くって感じで、三者三様の作品が、
バーの様な風情の+2のあちらこちらに隠すように飾
ってあって宝探し的な面白さも有りました。
ちょうど作家さん3人がいらしたので、少しだけお話
を聞かせてもらいました。楽しいひと時、ありがとう
ございました。

賑わう空堀商店街を少しだけ冷やかして、神戸スパイ
スさんでターメリックを買って帰りました。
 
ターメリックライスを作ろう！