80年代を振り返る [美術館]
すっかり真夏の気温って感じの今日は、兵庫県立美術館
の開館20周年を記念した特別展「関西の80年代 今、ふ
りかえる関西ニューウェーブ」を観に行ってきました。
関西のアートシーンと言えば、60年代から70年代にか
けの“具体”の活動ばかりに目がいく感じですが、今回、
そんな”具体”を中心に行われたインスタレーションやハ
プニングの影響を受けつつも新しい芽が芽生え始めた
80年代の関西アートシーンを振り返ると言う感じの展
覧会でした。
兵庫県立美術館の前身である兵庫県立近代美術館で行わ
れた“アート・ナウ展”や旧京都市美術館の“京都アンデ
パンダン展”の再現展示。その他、関西のギャラリーで
の活動を中心に紹介する感じで、先ずは、プロローグと
して、北辻良央さんの繊細な薔薇のオブジェと奥田善巳
さんの白抜きの林檎のドローイングが飾ってあって、原
点回帰的なスタートを切った80年代と言う雰囲気でした。
次は、フレームを超えてと題して、朝比奈逸人さん、飯
田三代さん、北山善夫さん、栗岡孝於さん、辰野登恵子
さん、中谷昭雄さん、福嶋敬恭さんなどの作品が展示し
てありました。
そして、インスタレーション―ニューウェーブの冒険と
題して、ギャラリーシーンの紹介って感じで、石原友明
さんの“約束Ⅱ”、杉山知子さんの“the drift fish”を再現
した部屋が設えてありました。
次では、「私」のリアリティ―イメージ、身体、物語と
題して、森村泰昌さんのゴッホや泉、吉原英里さんのM
氏の部屋、山崎亨さんの樹脂と木のオブジェ、池垣タダ
ヒコさんの銅の鯨、松井紫朗さんの土器、中西學さんの
ロックバンドの欄間の他、河合(田中)美和さん、川島
慶樹さん、小西祐司さん、中西圭子さん、、濱田弘明さ
ん、原田要さん、、松尾直樹さん、三村逸子さん、安井
寿磨子さん、などの作品が飾ってありました。
最後は、「私」の延長にと題して、赤松玉女さんと森村
泰昌さんのコラージュ、KOSUGI+ANDOの耳なし芳一
のインスタレーション、田嶋悦子さんの極彩色でエロテ
ィックな陶芸、山部泰司さんの花、TRIOの絵画、中原
浩大さんのニットのインスタレーションが展示してあり
ました。
帰りしな、ギャラリー棟1階のアトリエで開催されて
いた「美術館の調べ 甘中博子ピアノリサイタル」に
立ち寄って、シューマンの幻想小曲集Op.12、ラヴェ
ルの水の戯れ、リストのエステ荘の噴水とリゴレット、
ショパンのバラード第4番Op.52を聴かせてもらいま
した。
美しいピアノの音色に癒されました。
大阪に戻り、阪急うめた゛本店の9階祝祭広場で開催
されている「第4回 日本財団DIVERSITY IN THE
ARTS 公募展」を覗いてみました。
障害のある方々のアート活動を支援しようと言うプロ
ジェクトで、国内外から応募された2122点の作品の
中から6名の審査員が審査して選んだ作品が飾ってあ
りました。
絵画ばかりではなく書や写真など、緻密で繊細な作品
からおおらかでユーモラスな作品まで、色々な表現の
作品が有って、面白かったです。
の開館20周年を記念した特別展「関西の80年代 今、ふ
りかえる関西ニューウェーブ」を観に行ってきました。
関西のアートシーンと言えば、60年代から70年代にか
けの“具体”の活動ばかりに目がいく感じですが、今回、
そんな”具体”を中心に行われたインスタレーションやハ
プニングの影響を受けつつも新しい芽が芽生え始めた
80年代の関西アートシーンを振り返ると言う感じの展
覧会でした。
兵庫県立美術館の前身である兵庫県立近代美術館で行わ
れた“アート・ナウ展”や旧京都市美術館の“京都アンデ
パンダン展”の再現展示。その他、関西のギャラリーで
の活動を中心に紹介する感じで、先ずは、プロローグと
して、北辻良央さんの繊細な薔薇のオブジェと奥田善巳
さんの白抜きの林檎のドローイングが飾ってあって、原
点回帰的なスタートを切った80年代と言う雰囲気でした。
次は、フレームを超えてと題して、朝比奈逸人さん、飯
田三代さん、北山善夫さん、栗岡孝於さん、辰野登恵子
さん、中谷昭雄さん、福嶋敬恭さんなどの作品が展示し
てありました。
そして、インスタレーション―ニューウェーブの冒険と
題して、ギャラリーシーンの紹介って感じで、石原友明
さんの“約束Ⅱ”、杉山知子さんの“the drift fish”を再現
した部屋が設えてありました。
次では、「私」のリアリティ―イメージ、身体、物語と
題して、森村泰昌さんのゴッホや泉、吉原英里さんのM
氏の部屋、山崎亨さんの樹脂と木のオブジェ、池垣タダ
ヒコさんの銅の鯨、松井紫朗さんの土器、中西學さんの
ロックバンドの欄間の他、河合(田中)美和さん、川島
慶樹さん、小西祐司さん、中西圭子さん、、濱田弘明さ
ん、原田要さん、、松尾直樹さん、三村逸子さん、安井
寿磨子さん、などの作品が飾ってありました。
最後は、「私」の延長にと題して、赤松玉女さんと森村
泰昌さんのコラージュ、KOSUGI+ANDOの耳なし芳一
のインスタレーション、田嶋悦子さんの極彩色でエロテ
ィックな陶芸、山部泰司さんの花、TRIOの絵画、中原
浩大さんのニットのインスタレーションが展示してあり
ました。
帰りしな、ギャラリー棟1階のアトリエで開催されて
いた「美術館の調べ 甘中博子ピアノリサイタル」に
立ち寄って、シューマンの幻想小曲集Op.12、ラヴェ
ルの水の戯れ、リストのエステ荘の噴水とリゴレット、
ショパンのバラード第4番Op.52を聴かせてもらいま
した。
美しいピアノの音色に癒されました。
大阪に戻り、阪急うめた゛本店の9階祝祭広場で開催
されている「第4回 日本財団DIVERSITY IN THE
ARTS 公募展」を覗いてみました。
障害のある方々のアート活動を支援しようと言うプロ
ジェクトで、国内外から応募された2122点の作品の
中から6名の審査員が審査して選んだ作品が飾ってあ
りました。
絵画ばかりではなく書や写真など、緻密で繊細な作品
からおおらかでユーモラスな作品まで、色々な表現の
作品が有って、面白かったです。
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