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瀬戸芸2022夏<小豆島/福田・寒霞渓> [美術館]

瀬戸内国際芸術祭2022の夏会期がはじまったってことで、
日帰りで小豆島に行ってきました。
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少し早起きして、新快速で姫路駅、そこからバスに乗り継
いで、姫路港からフェリーで小豆島福田港へ。と言うお馴
染みのコース。
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先ずは、検温スポットにもなっていて、福田港近くにある
福武ハウスへ。
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福武ハウスでは、アジアギャラリー「時代の風景・時代の
肖像+++」展が開催されていて、アマンダ・ヘンさん、
Chim↑Pomさん、潘逸舟さん、ヒルミー・P・スパドモさ
ん、インディゲリラさん、カンチャナ・グプタさん、近藤
亜樹さん、森万里子さん、森村泰昌さん、パナパン・ヨド
マニーさん、ズルキフリ・マハムードさんの作品が展示し
てありました。
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福武ハウス1階の地域紹介展示室では、「福田からのお手
紙」と題して、地域の方々から集めた古い写真が飾ってあ
りました。
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黒板に書いてある応神天皇の故事に由来する和歌“千早ぶ
る神にあがなふ 美かしきや 葺田の稲は 八束穂に生ふ”も
小豆島の歴史が感じられます。
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福武ハウスの横にある葺田八幡宮の境内には、西沢立衛
さんの“葺田パヴィリオン”と言う、木々の間に張ったタ
ープのようにカーブした2枚の大きな鋼板が渡してある作
品が設置されてます。
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鋼板のあいだには馬蹄形のベンチも置いてあって、くつ
ろげるのかどうかは判りませんが、中に入れます。(私
は背が高いので頭を打ちそうだなと思って、入りません
でしたが・・)
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また、夏会期から福武ハウス界隈の空家になった古民家
を使って、アジア・アート・プラットフォーム協同展20
22「Communal Spirits/共に在る力」も開催されてま
した。
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カンボジアのクヴァイ・サムナンさんの作品は、アレン
峡谷に住む先住民族チェン族を1年間取材して得た人と
土地との関係性を、ダンス映像で表現した作品となって
ました。印象的な映像でプレデターを思い出しました。
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台湾のサマー・ファンさんとツァイ・ジアインさんの旧
福田郵便局を使たインスタレーション。祝福の言葉や人
形が飾られた空間は、異国情緒が漂てました。
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インドネシアのアナン・サプトトさんは人間と農産物や
漁業とのとのつながりや流通をテーマに作品にしていて、
人と食材がコラージュされた写真がインパクトあります。
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香港アートスクールの先生と卒業生の作品は、香港と小
豆島の土を採取し、その土にまつわる土地の記憶を保存
するとともに、その土から陶器のボタンを造るプロジェ
クトの紹介。けっこう面白かったです。
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タイのコラクリット・アルナーノンチャイさんとアレッ
クス・グヴォジックさんの映像作品。生と死や社会情勢
などをテーマにした作品で、呪術的な雰囲気が漂う刺激
的な映像でした。
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小豆島での昼ごはんは、福武ハウスに設えた「葺田の森
テラス」と言う島の間伐材を使った作ったウッドデッキ
のある半屋外のテラスのお店で“福田の潮風弁当”をいた
だきました。
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お弁当の中身は島の食材を使った料理で、小豆島の島鱧
のちらし寿司をメインに鱧のすりみ揚げ、地魚の醤油粕
ディップ添え、芋のココナッツ梅和え、人参のレモンラ
ペ、季節野菜のナムル、切り干し大根の卵焼き、海藻の
寒天よせ、お漬物。一品一品工夫された料理ばかりで、
めちゃ美味しかったです。

お腹も膨れたところで、マイクロバスに揺られて青木野
枝さんの新作の有る寒霞渓へ。
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寒霞渓に向かうくねくね道の道すがらマイクロバスの窓
から、イ・スーキュンさんの金ピカの巨石“そこにいた”
をちらりと眺めさせてもらいました。(写真は撮れませ
んでした)
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帰りのバスまで時間が少ししかなかったので、寒霞渓の
眺めを楽しむのはほどほどに、山道を進んで、青木野枝
さんの“空の玉/寒霞渓”。
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春会期の時に公開制作をしていた作品だそうで、夏の日
差しに照らされた緑の木々の先にある、直径約4メート
ルの鉄の球体の見晴台は、まるで異世界の入口の様でイ
ンパクトありました。
作品もですが、作品からの瀬戸内の眺めも素晴らしかっ
たです。

今回は、福武ハウスと寒霞渓の青木野枝さんの作品を楽
しませてもらって、小豆島を後にしました。滅茶苦茶暑
くて、滝のように汗をかきながらのアートめぐりでした
が、楽しい一日でした。ありがとうございました。
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フェリーで姫路に戻って、晩ご飯は、回転焼きで有名な
御座候さんの担々麺とジャンボ餃子を食べて、大阪に帰
りました。
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久々に食べたジャンボ餃子でしたが、美味しかったです。

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