混沌のアート [美術館]
お正月に帰省で九州に行って、今週大阪に戻ったか
と思ったら、東奔西走って感じで、仕事始めにいき
なりの東京出張。
さすがに週の内で九州と東京の移動は、ちょっとキ
ツイな~!なんて思いながら、まだまだ帰省の余波
で混んでいる新幹線で東京へ。
東京での仕事は夜だったので、先ずは腹ごしらえっ
て感じで、品川駅にある「ivo ホームズパスタ トラ
ットリア 品川店」さんで、“絶望のスパゲッティ”な
るインパクトのあるネーミングと見た目のパスタを
いただきました。
トマトクリーム系のスープパスタで、キノコとオリ
ーブがたっぷり。“絶望”ってのは、散らしてある黒
いオリーブにちなんで、お先真っ暗ってことみたい
です!笑
名前は絶望ですが、希望を感じる美味しいパスタで
した。絶望を飲み込んで、希望を抱えながら仕事に
向かいました。
そして、今日は移動だけってことで、本年、一発目
のアート鑑賞。東京国立近代美術館でやっている大
好きなアーティストのひとり、大竹伸朗さんの大回
顧展「大竹伸朗展」を拝見。
学生の頃の作品から最新作までを、時系列ではなく
7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」
と思ったら、東奔西走って感じで、仕事始めにいき
なりの東京出張。
さすがに週の内で九州と東京の移動は、ちょっとキ
ツイな~!なんて思いながら、まだまだ帰省の余波
で混んでいる新幹線で東京へ。
東京での仕事は夜だったので、先ずは腹ごしらえっ
て感じで、品川駅にある「ivo ホームズパスタ トラ
ットリア 品川店」さんで、“絶望のスパゲッティ”な
るインパクトのあるネーミングと見た目のパスタを
いただきました。
トマトクリーム系のスープパスタで、キノコとオリ
ーブがたっぷり。“絶望”ってのは、散らしてある黒
いオリーブにちなんで、お先真っ暗ってことみたい
です!笑
名前は絶望ですが、希望を感じる美味しいパスタで
した。絶望を飲み込んで、希望を抱えながら仕事に
向かいました。
そして、今日は移動だけってことで、本年、一発目
のアート鑑賞。東京国立近代美術館でやっている大
好きなアーティストのひとり、大竹伸朗さんの大回
顧展「大竹伸朗展」を拝見。
学生の頃の作品から最新作までを、時系列ではなく
7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」
「夢/網膜」「層」「音」に分けて展示してありま
した。が、なんせ500点あまりの作品が圧倒的なボ
リュームと密度で飾ってあるので、7つに分けてあ
るのかどうかも判断できないまま、ただただ混沌の
大竹ワールドの激流にもまれている感じでした。
美術館入口屋根に設置された“宇和島駅”の看板から
展示は始まるんですが、会場に入ると、学生時代の
作品やオブジェ“男”、“ミスター・ピーナッツ”など
初期の代表的な作品が目に飛び込んできました。
そこから後は、作品と空間も含め、会場全体に混沌
とした濃密な多層コラージュのインスタレーション
の世界が広がる感じで、意味と無意味の混じり合っ
た反復の中で、三半規管の弱い私は、軽いめまいを
感じながら会場を漂いました。そんな刺激的な時間
と素晴らしい作品を堪能しました。凄かったです。
平面と立体の差も無いんですが、“モンシェリー:ス
クラップ小屋としての自画像”などのインスタレーシ
ョン作品もあちらこちらに設置されてました。
そして最後は、音をテーマにした“ダブ平&ニューシ
ャネル”のステージ!これもカオスでイイ感じでした。
会場の外では、2022年に作成された“残景 0”の制作
風景と、大竹さんが経歴や影響を受けたアーティス
トなどを語るインタビュー映像が流れてました。
手作業で制作をしながらも自分の意思や意図をでき
るだけ排除し、偶然を創り出す作業風景が面白かっ
たです。
大竹さんの展覧会の半券で常設展の「MOMATコレク
ション」も見れたので、サラッと眺めてみました。
重要文化財が4点。原田直次郎の“騎龍観音”、萬鉄五
郎の“裸体美人”、和田三造の“南風”、岸田劉生の“道
路と土手と塀”。
そして大好きな作品、古賀春江の“海”。他にも、瑛九
の“眠りの理由より”、松本竣介の“Y市の橋”。そして、
藤田嗣治の戦争絵“哈爾哈河畔之戦闘”、“薫空挺隊敵
陣に強行着陸奮戦す”、“大柿部隊の奮戦”、 宮脇愛子
の“Work”や須田悦弘さんの“百合”も印象的でした。
今日は、森美術館の六本木クロッシング2022展も見
たかったんですが、大竹さんの展示が質・量ともに
思った以上にボリュームがあって、もうひとつ展覧会
を見る元気が吸い取られた感じで、そそくさと大阪に
戻りました。。。苦笑
東京での昼ごはんは「とんかつ まるや 竹橋店 」さん
でヒレかつ定食をいただきました。
味も良いし値段お手頃のコスパの良いランチでした。
そして、東京土産に舟和の芋ようかん。美味しい!
した。が、なんせ500点あまりの作品が圧倒的なボ
リュームと密度で飾ってあるので、7つに分けてあ
るのかどうかも判断できないまま、ただただ混沌の
大竹ワールドの激流にもまれている感じでした。
美術館入口屋根に設置された“宇和島駅”の看板から
展示は始まるんですが、会場に入ると、学生時代の
作品やオブジェ“男”、“ミスター・ピーナッツ”など
初期の代表的な作品が目に飛び込んできました。
そこから後は、作品と空間も含め、会場全体に混沌
とした濃密な多層コラージュのインスタレーション
の世界が広がる感じで、意味と無意味の混じり合っ
た反復の中で、三半規管の弱い私は、軽いめまいを
感じながら会場を漂いました。そんな刺激的な時間
と素晴らしい作品を堪能しました。凄かったです。
平面と立体の差も無いんですが、“モンシェリー:ス
クラップ小屋としての自画像”などのインスタレーシ
ョン作品もあちらこちらに設置されてました。
そして最後は、音をテーマにした“ダブ平&ニューシ
ャネル”のステージ!これもカオスでイイ感じでした。
会場の外では、2022年に作成された“残景 0”の制作
風景と、大竹さんが経歴や影響を受けたアーティス
トなどを語るインタビュー映像が流れてました。
手作業で制作をしながらも自分の意思や意図をでき
るだけ排除し、偶然を創り出す作業風景が面白かっ
たです。
大竹さんの展覧会の半券で常設展の「MOMATコレク
ション」も見れたので、サラッと眺めてみました。
重要文化財が4点。原田直次郎の“騎龍観音”、萬鉄五
郎の“裸体美人”、和田三造の“南風”、岸田劉生の“道
路と土手と塀”。
そして大好きな作品、古賀春江の“海”。他にも、瑛九
の“眠りの理由より”、松本竣介の“Y市の橋”。そして、
藤田嗣治の戦争絵“哈爾哈河畔之戦闘”、“薫空挺隊敵
陣に強行着陸奮戦す”、“大柿部隊の奮戦”、 宮脇愛子
の“Work”や須田悦弘さんの“百合”も印象的でした。
今日は、森美術館の六本木クロッシング2022展も見
たかったんですが、大竹さんの展示が質・量ともに
思った以上にボリュームがあって、もうひとつ展覧会
を見る元気が吸い取られた感じで、そそくさと大阪に
戻りました。。。苦笑
東京での昼ごはんは「とんかつ まるや 竹橋店 」さん
でヒレかつ定食をいただきました。
味も良いし値段お手頃のコスパの良いランチでした。
そして、東京土産に舟和の芋ようかん。美味しい!
コメント 0