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名画の寺 [神社仏閣]

朝から東山で器を楽しんだ後は、西に移動し、応挙の絵を多数
収蔵する相国寺と等伯と光悦ゆかりの本法寺まで足を伸ばして
みました。

相国寺では、開山塔の杉戸に描かれた応挙の子犬や法堂天井
に描かれた狩野光信の鳴龍を拝見。
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芭蕉の葉ところころとした白い子犬の絵がなんとも可愛らしかっ
たですし、禅寺らしい枯山水の庭も素敵でした。
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法堂の龍は、係りの方の説明(龍が描かれた天井は中央が30
cmほどくぼむ緩やかな凹形をしていて、床に硬い石版を敷き詰
めているので音が共鳴して龍が鳴くように聞こえるそうです)を聞
いた後、真下に行って何回も手を叩いたんですが、なかなか鳴い
てくれません!何でやぁ~~!
 
ついでに湯屋も見学、銭湯と言うよりサウナって感じの作りです。
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そして、相国寺からもう少し西へテクテク歩いて、本法寺では、光
悦の茶碗と光悦作庭の三つ巴の庭を拝見。

等伯の絵(涅槃図など)は、春の特別展示の時だけ本物が飾ら
れるそうで、今はデジタル複製が展示されていました。
本阿弥光悦の茶碗は好きで、今回展示してあった馬上杯も落ち
着いた風情で素晴らしかったです。
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三つ巴の庭の方では、田丸弥さんのお煎餅とお茶を振舞ってい
ただきながら、縦、斜め、縦に白い筋の入った三つの石を川の
流れに見立ててあるので、三つ巴と言う由来話、丸い石と十角
形の蓮池で日蓮さんをもじってる話、木製の灯篭の説明などを
聞かせてもらいました。
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庭で煎餅を食べたら、なんだか逆に小腹が空いてきたので、お
寺近くの甘味処「田丸弥」さんで、冷たいぜんざい“白玉あずき”
を所望。
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ひんやりしてて甘過ぎず、なかなか美味しかったです。


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