うららかな歌声 [観劇(他)]
造幣局の桜も終わり、なんだか初夏のような陽気だった土曜日。
今日は、気になっていたギャラリーをめぐりと、夕方から毎年
楽しみにしている、つじあやのさんのライブを聴きに行ってき
ました。
先ずは、ギャラリーめぐりって感じで、先ごろまで桜の通り抜
けをやっていた造幣局のお隣“アートコートギャラリー”さんで
開催している今井祝雄さんの「行為する映像」を拝見。
冬に谷六にあるギャラリー“+1 art”さんさんで音響作品を聴か
せてもらった今井祝雄さんの映像作品。大きなホワイトキュー
ブの壁には、不規則に揺らぎながら点滅する大きな丸い光の映
像作品“円”が瞬き、その奥では自撮りのポラロイド写真にビデ
オテープが絡んだセルフポートレートが並んでいました。
椅子に座って“円”をしばらく眺めていたんですが、視点が定ま
らない感じで、なんだか少し心がザワつくような妙な気分を楽
しむことができました。
次は、深江橋まで移動して、“ギャラリーノマル”さんでやって
いる大西伸明さんの「投影と影取」を拝見。
大西伸明さんの作品は、アートイベントや美術館で立体作品を
目にすることがあって、なんとなく立体の作家さんと言うイメ
ージが強かったんですが、元は版画をやってらしたそうで、今
回はそんな版画作品の個展でした。が、普通の版画ではなくス
ループリンティングと言う独自の技法(シルクスクリーンにイ
ンクをエアーブラシで吹きつける版画)で写し出される2次元
と3次元が揺らぐような不思議な版画でした。微妙にズレた対
称性を表現した作品や壁一面に貼られた銀河の様な作品が印象
的でした。
ギャラリーの方に制作方法や作家さんの想いなどを丁寧に解説
してもらいパッと見では判らないところまでじっくり楽しめま
した。ありがとうございました。
そして、西長堀のレトロな“細野ビルヂング”の地下で明日まで
やっている映像作家林勇気さんと音響グループSiQさんのコラ
ボ企画「遣り取りの行方」を覗いてみました。
微かに差し込む地上の光の中に置かれたスマホとタブレットに
は、SNSから送られてきた写真の輪郭から生まれた人口生命が
離れたり取り込まれたりしながらうごめいており(林勇気さん
のプログラムミング作品)、その動きに合せてSiQさんの音響
が響き、レトロな建物とあいまって不思議な空間が創れ出され
ていました。
説明だけでは判らなかったので、試しにやってもらったんです
が、やっぱり不思議でした。
本日のギャラリーめぐりの最後は、なんばオレンジストリート
にある“TEZUKAYAMA GALLERY”さんで開催している加藤智大
さんの個展「Anonymous」に立ち寄りました。
鉄の茶室“鉄茶室轍亭”など鉄をテーマにした作品を制作する加藤
智大さんのオブジェと絵画が展示してありました。
パッと見た感じ鉄板を叩いて凹凸を付けてポートレートを描いて
いるような絵が飾ってあったんですが、ギャラリー方曰く、鉄の
素材を練りこんだ絵具で普通にキャンバスに描いた作品だってこ
とで壁から1枚はずして見せてもらったら木の枠に布が張ってあ
り普通にキャンバスでした。が、言われて見ても鉄板に見える面
白い作品でした。
オレンジロードから長堀橋までテクテク歩いて心斎橋Music Club
JANUSにつじあやのさんのライブ「つじあやの TOUR2019 ren
dezvous vol.7」を拝聴。
毎年楽しみにしている、つじあやのさんの大阪での単独ライブも
7回目だそうで、いつもは冬にやるのを、今年は春にやりたいて
ことで、この季節になったそうです。
つじあやのさんとうららかブラザーズ(曽我淳一さん、玉田豊夢
さん、御供信弘さん、坂和也さん)のメンバーが登場。1年以上
ぶりに聴くつじさんの歌声でほっこりした気分になりました。
次は、ウクレレの弾き語りで、なんとQUEENの“killer Queen”!
凄い!(映画のボヘミアン・ラプソディを見てお子さんが We
Will Rock Youにはまって、しばらくエンドレスでWe Will Rock
You状態だったそうです!)そして、せっかく春なのでってこと
で春風(はるふう)に春風のボサノババージョン。
今回は、「みんなで「パレード」を演奏しよう!」とブログで呼
びかけ、お客さんも楽器を持参していっしょに演奏しようと言う
お楽しみ企画がありました。鳴物系が多かったんですが、ウクレ
レを持ってきた人や水笛を持ってきた人などなど、素人にも判る
ように書かれた譜面を見ながら、みんなでのしばし練習。サビ前
の水笛が効果的な素敵な本番となりました。楽しかったです。
通常のライブに戻って、お馴染みの“風になる”、最後は、こちら
も春って感じで“桜の木の下で”で本編終了。アンコールで物販の
話なんかもあって楽しいエンディングとなりました。
今年も素敵な歌声をありがとうござました。
楽しみにしている、つじあやのさんのライブを聴きに行ってき
ました。
先ずは、ギャラリーめぐりって感じで、先ごろまで桜の通り抜
けをやっていた造幣局のお隣“アートコートギャラリー”さんで
開催している今井祝雄さんの「行為する映像」を拝見。
冬に谷六にあるギャラリー“+1 art”さんさんで音響作品を聴か
せてもらった今井祝雄さんの映像作品。大きなホワイトキュー
ブの壁には、不規則に揺らぎながら点滅する大きな丸い光の映
像作品“円”が瞬き、その奥では自撮りのポラロイド写真にビデ
オテープが絡んだセルフポートレートが並んでいました。
椅子に座って“円”をしばらく眺めていたんですが、視点が定ま
らない感じで、なんだか少し心がザワつくような妙な気分を楽
しむことができました。
次は、深江橋まで移動して、“ギャラリーノマル”さんでやって
いる大西伸明さんの「投影と影取」を拝見。
大西伸明さんの作品は、アートイベントや美術館で立体作品を
目にすることがあって、なんとなく立体の作家さんと言うイメ
ージが強かったんですが、元は版画をやってらしたそうで、今
回はそんな版画作品の個展でした。が、普通の版画ではなくス
ループリンティングと言う独自の技法(シルクスクリーンにイ
ンクをエアーブラシで吹きつける版画)で写し出される2次元
と3次元が揺らぐような不思議な版画でした。微妙にズレた対
称性を表現した作品や壁一面に貼られた銀河の様な作品が印象
的でした。
ギャラリーの方に制作方法や作家さんの想いなどを丁寧に解説
してもらいパッと見では判らないところまでじっくり楽しめま
した。ありがとうございました。
そして、西長堀のレトロな“細野ビルヂング”の地下で明日まで
やっている映像作家林勇気さんと音響グループSiQさんのコラ
ボ企画「遣り取りの行方」を覗いてみました。
微かに差し込む地上の光の中に置かれたスマホとタブレットに
は、SNSから送られてきた写真の輪郭から生まれた人口生命が
離れたり取り込まれたりしながらうごめいており(林勇気さん
のプログラムミング作品)、その動きに合せてSiQさんの音響
が響き、レトロな建物とあいまって不思議な空間が創れ出され
ていました。
説明だけでは判らなかったので、試しにやってもらったんです
が、やっぱり不思議でした。
本日のギャラリーめぐりの最後は、なんばオレンジストリート
にある“TEZUKAYAMA GALLERY”さんで開催している加藤智大
さんの個展「Anonymous」に立ち寄りました。
鉄の茶室“鉄茶室轍亭”など鉄をテーマにした作品を制作する加藤
智大さんのオブジェと絵画が展示してありました。
パッと見た感じ鉄板を叩いて凹凸を付けてポートレートを描いて
いるような絵が飾ってあったんですが、ギャラリー方曰く、鉄の
素材を練りこんだ絵具で普通にキャンバスに描いた作品だってこ
とで壁から1枚はずして見せてもらったら木の枠に布が張ってあ
り普通にキャンバスでした。が、言われて見ても鉄板に見える面
白い作品でした。
オレンジロードから長堀橋までテクテク歩いて心斎橋Music Club
JANUSにつじあやのさんのライブ「つじあやの TOUR2019 ren
dezvous vol.7」を拝聴。
毎年楽しみにしている、つじあやのさんの大阪での単独ライブも
7回目だそうで、いつもは冬にやるのを、今年は春にやりたいて
ことで、この季節になったそうです。
つじあやのさんとうららかブラザーズ(曽我淳一さん、玉田豊夢
さん、御供信弘さん、坂和也さん)のメンバーが登場。1年以上
ぶりに聴くつじさんの歌声でほっこりした気分になりました。
次は、ウクレレの弾き語りで、なんとQUEENの“killer Queen”!
凄い!(映画のボヘミアン・ラプソディを見てお子さんが We
Will Rock Youにはまって、しばらくエンドレスでWe Will Rock
You状態だったそうです!)そして、せっかく春なのでってこと
で春風(はるふう)に春風のボサノババージョン。
今回は、「みんなで「パレード」を演奏しよう!」とブログで呼
びかけ、お客さんも楽器を持参していっしょに演奏しようと言う
お楽しみ企画がありました。鳴物系が多かったんですが、ウクレ
レを持ってきた人や水笛を持ってきた人などなど、素人にも判る
ように書かれた譜面を見ながら、みんなでのしばし練習。サビ前
の水笛が効果的な素敵な本番となりました。楽しかったです。
通常のライブに戻って、お馴染みの“風になる”、最後は、こちら
も春って感じで“桜の木の下で”で本編終了。アンコールで物販の
話なんかもあって楽しいエンディングとなりました。
今年も素敵な歌声をありがとうござました。
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