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冬の京都で新鋭アート [美術館]

今日は、京都文化博物館で開催されている「Kyoto Art for
Tomorrow2020 京都府新鋭選抜展」を観に行ってきました。
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選抜されている新鋭の作家さんの作品を観るのも楽しみだっ
たんですが、特別出品として大好きな宮永愛子さんの作品が
展示されているということで楽しみにしていました。
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今回、宮永さんはレンガ造りのレトロな別館を使って“うた
かたのかさね”と言うインスタレーションを展示してらして、
時間を閉じ込めたような作品と時間が止まったような趣のあ
る建築と相まって幻想的な雰囲気が漂っていました。素敵な
作品でした。

こちらがメインですが、本館の方では選抜された40名の若手
の作家さんの展示が行われています。
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先ず目に飛び込んできたのは、河野愛さんボトルの破片にう
っすらと顔を映す手鏡。その横には、菊池ルイさんの極細の
ラインが複雑にからんだ網の目。
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荒川朋子さんのかなり不気味な手をつないだ仲良し木製ウィ
ッグはインパクトありました。
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顧洛水さんの琳派な雰囲気が漂う幻想的な美人画、美しい!
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近藤大祐さんの注射器でこんもりと絵の具を盛り上げて描い
た風景画、風景画なのかな?松本さやかさんのガラスの風景
画に見える作品。
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武田めぐみさんの街明かりが映る暖簾はなんとなく温かみを
感じました。
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高資婷さんの表と裏が糸でつながる妖艶なチャイナドレスの
女性、セクシーで素敵です。
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柳瀬安里さんのおじいちゃんの写真の介護の写真は、文章と
ともにかなり印象的な作品でした。
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貴志在介さんの微かな鼓動を聴診器で聴くブロック塀は面白
い。菊池和晃さんの筆と墨で正確に円を描くたいそうな装置
もイイ感じでした。
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イガわ淑恵さんのアキラを思わせるひび割れた壁もなんとな
く好きです。石と樹脂のイメージだった葛本康彰さんは鉄の
檻に幻想的に輝く樹脂の壺を飾ってました。
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そして、昨年末に御殿山で拝見した小出麻代さんの仄かに輝
く箱庭もノスタルジックな雰囲気で素晴らしかったです。
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この他、井尻杏那さん、伊藤学美さん、井上裕加里さん、今
井完眞さん、江川恵さん、来田広大さん、幸山ひかりさん、
小嶋晶さん、小林椋さん、阪本結さん、白井聡子さん、新宅
加奈子さん、大東真也さん、髙畑紗依さん、田辺桂さん、中
村潤さん、西村涼さん、橋本知成さん、松延総司さん、松元
悠さん、水田寛さん、三橋卓さん、宮本大地さん、森田具海
さん、山岡明日香さん、若林亮さんの作品が展示してありま
した。どの作品も素晴らしかったです。

2階の総合展示室では、現代美術ユニットKOSUGI+ANDO
(小杉美穂子さん・安藤泰彦さん)、映像作家の伊藤高志さ
んと稲垣貴士さん、哲学者の吉岡洋さんによる映像インスタ
レーション「BEACON 2020」が展示してありました。
観光地ではない京都の日常風景を360度カメラで撮影し、暗
い部屋の真ん中に置いた2台のプロジェクターで360度回転
させながら投影するという作品。キョロキョロながら見知ら
ぬ街を歩いていると言うか迷っているような不思議な感覚に
襲われる楽しい作品でした。

今日は、冬っぽくはなかったんですが、せっかくだし冬の京
都っぽいものを食べようと、寺町二条にある寿司屋「京寿司
末廣」さんで蒸し寿司とかんぴょう巻をいただきました。
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ほんのり温かいお寿司も山葵が爽やかにきいたかんぴょう巻
もめちゃ美味しかったです!

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