SSブログ

大河ドラマ外伝? [講談]

今宵は、梅田にあるジャズバー“パイルドライバー”さんに
玉田玉秀斎さんと旭堂南照さんの「第十三回パイルドライ
バー講談二人会」を聴きに行ってきました。
82598908.jpg 
今日の演目は、玉秀斎さんで“細川幽斎の奮戦(荒大名の
茶の湯+古今伝授)”、南照さんで“細川ガラシャ”。
細川ガラシャは明智光秀の娘ってことで、先週から始まっ
た大河ドラマの外伝(?)って感じの流れでした。

玉秀斎さんのお弟子さん玉山さんの修羅場読みの後、南照
さんで“細川ガラシャ”。明智光秀の三女として生まれた玉
子、10歳の時に織田信長の仲介で(京都北部の守りをかた
めるため)、細川幽斎の息子忠興と婚約し14歳の時に輿入
れ。しかし、父である明智光秀が織田信長を討ったことか
ら幽閉。その後、許され玉造界隈で再び忠興と暮らすが、
キリスト教に惹かれ、夫が九州に行っている間に四天王寺
にお彼岸のお参りに行くと言って屋敷を抜け出し教会で洗
礼を受ける。豊臣秀吉が亡くなり、石田三成と徳川家康が
敵対する中、忠興が徳川方につくのを阻止するために三成
がガラシャを人質に取ろうとするが拒否し、自害ができな
いので家来に長刀で突かれ、火を放った屋敷とともにこの
世を去ったそうです。辞世の句は“散りぬべき 時知りてこ
そ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ”。

次は、玉秀斎さんで“細川幽斎の奮戦”。内容的には細川忠
興他、豊臣の荒大名と呼ばれた加藤清正、池田輝政、浅野
幸長、黒田長政、加藤嘉明、福島正則が、本多佐渡守正信
にお茶に招待され、お茶の作法を知らない6人が起こすドタ
バタ劇である荒大名の茶の湯の後に、古今伝授を受けてい
た細川幽斎が石田三成と対峙し、幽斎と言うか古今伝授を
守るために朝廷が調停に入ったという話でした。古今伝授
とは、天皇家の秘密を含んだ古今和歌の解釈を伝える儀式
だそうです。

講談前の腹ごしらえは、同じく大阪駅前ビルにある洋食屋
「ステーキ&ハンバーグ ぶどう亭」さんのカニクリームコ
ロッケとハンバーグ。
83152143.jpg 
休日なぞは長い行列のできているぶどう亭さんですが、さ
すがに平日の夕方はすんなり入れました!
ジューシーなハンバーグもトロトロのクリームコロッケも
めちゃ美味しかったです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。