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元気をもらった文楽 [文楽]

今日は、国立文楽劇場に「国立文楽劇場文楽既成者
研修発表会 第23回 文楽若手会」を観に行ってきま
した。
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演目は、義経千本桜のすしやの段、傾城恋飛脚の新
口村の段、釣女でした。
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本当の若手って方から本公演でも活躍の方まで、皆
さんいつも以上に力が入ってる感じで頑張ってらっ
しゃいました。

義経千本桜のすしやの段、浄瑠璃の前は、芳穂太夫
さんと友之助さん、後は、希太夫さんと清丈さん。
人形は、いがみの権太を玉翔さん、弥左衛門を蓑紫
郎さん、弥助(平維盛)を玉誉さん、梶原平三景時
を玉彦さん、お里を蓑太郎さん、弥左衛門の女房を
紋秀さん、六代君を玉征さん、若葉の内侍を玉延さ
ん、権太女房小仙を玉峻さん、権太倅善太を勘昇さ
んでした。

傾城恋飛脚の新口村の段、浄瑠璃は、薫太夫さんと
清方さん、亘太夫さんと清公さん、靖太夫さんと寛
太郎さん。
人形は、遊女梅川を紋吉さん、亀屋忠兵衛を勘次郎
さん、孫右衛門を玉勢さん、忠三女房を玉峻さん、
八右衛門を和登さん、樋の口の水右衛門を玉佳さん、
伝が婆を紋臣さん、置頭巾を勘市さん、弦掛の藤治
兵衛を文哉さん、針立の道庵を勘昇さん、捕手小頭
を清之助さんでした。

釣女の浄瑠璃は、掛け合いで小住太夫さん、碩太夫
さん、聖太夫さん、咲寿太夫さんに、三味線が錦吾
さん、燕二郎さん、清允さん、清方さん。
人形は、太郎冠者を勘介さん、大名を玉路さん、美
女を蓑悠さん、醜女を和馬さんでした。
文楽の釣女は10年ぶりに見ましたが、10年前より更
にルッキズム云々とコンプラが難しくなってきた時
代ってこともあって、笑いよりも微妙な空気の方が
強かったような気もしました。
そもそも西宮神社に結婚相手を釣りに行くって設定
自体がヤバい気もしますが(実際、釣り竿で女性を
釣り上げるんですが・・)。
醜女と言う役回りのおかめみたいな女性の方も、平
安美人って感じで、けっこう可愛いですけどね。

そんなこんなの若手の方々の公演。元気をもらった
気がします。ありがとうございました。

ここのところ顎関節症が出て(年に数回痛くなるんで
すよね)、ごはんがまともに噛めないので、観劇後の
食事会は遠慮して、部屋で暑いのに雑炊食べてます!
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