梅とアート [美術館]
今日は、2月半ばとは思えないぽかぽか陽気に誘
われて、「大阪城梅林」に梅を見に行ってきまし
た。
暖冬の影響か7~8部咲きって感じに咲いていて、
花も美しかったんですが、園内梅の香りが漂って、
目と鼻で楽しませてもらいました。
大阪城見物のついでなのか?海外の方もたくさん
いらして、梅を楽しんでらっしゃいました。
そして恒例の和歌の道には、“紫式部集”から季節
の和歌が選んで吊るしてありました。
難波潟 むれたる島の もろとろに 立ち寄るものと
思はましかば
知りぬらむ ゆききにならす 塩津山 よにふる道は
からきものぞと
花といはば いづれかにほひ なしと見む 散りかふ
色の ことならなくに
曇りなく 千歳にすめる 水の面に 宿れる月の 影も
のどけし
恋しくて ありふるほどの 初雪は 消えぬるかとぞ
うたがはれける
などなど。
梅を見た後は、のんびり歩いて谷四に向かいギャ
ラリーに行く前の腹ごしらえって感じで「やたが
らす UDON」さんで和牛の牛すじうどんをすすり
ました。
トロトロの牛すじと弾力のあるうどんがあいまっ
て、めちゃ美味しかったです。
そして、空堀商店街にあるギャラリー“+1art”さ
んで開催している今井祝雄さんの個展「ビデオテ
ープガーデン」を拝見と言うか体験。
ギャラリーの床には、何かしら録画してある108
本のビデオテープから抜き取った磁気テープが敷
き詰められ、その上にアクリル板がのせてあって、
テープの上を歩きながら鑑賞するインスタレーシ
ョンでした。
ビデオテープ世代ってこともあって、ある種のノ
スタルジーとテープを踏みつけると言う罪悪感を
いだきながら記憶媒体の変遷や儚さを踏みしめま
した。デジタルデータは踏めないですしね。。。
壁にはこちらも懐かしいテレビの砂嵐映像が流れ
てました。
次は、難波の“TEZUKAYAMA GALLERY”さんに
移動し、岩田小龍さんの個展「something」と、
上原浩子さんの個展「祈りの庭」を拝見。
岩田小龍さんの「something」、岩田さんはニ
ューヨーク在住のペインターで、今回の作品は、
お土産に鳩サブレーをもらい、その空き缶から
着想を得て、ポップな色彩とユーモラスな描写
で様々なパッケージを描いた作品になってまし
た。
ちょうどコカ・コーラの缶を描いたけっこう大
き目の作品を買おうかどうか迷っているご夫婦
を横目に見ながら、ギャラリーの方がお客さん
に向けて詳しい作品の解説をしているのに耳を
傾けさせてもらいました(ギャラリーさんにと
って買う人はお客さんで、買わない私はただの
冷やかしです)。
冷やかしついでに、上原浩子さんの「祈りの庭」
、上原さんは血管が透けて見えるハイパーリア
ルな人体の彫刻を創られる方で、今回は、身体
と山岳信仰を題材に、力強く合わせた祈りの手
の彫刻、身体と森や川などが融合した作品、着
物を着た人物像、抽象画にも見えるリアルな肌
の絵、屋久島、高千穂、戸隠などイメージした
風景画などが展示してありました。
ハイパーリアルだけど幻想的な作品に魅せられ
ました。素晴らしかったです。
作家さんもいらしてて、曰く、自分の手を見な
がら細部を制作されているそうで、年齢ととも
に肌も変化するし、特に冬は血管が判らないの
で困るってことでした。
われて、「大阪城梅林」に梅を見に行ってきまし
た。
暖冬の影響か7~8部咲きって感じに咲いていて、
花も美しかったんですが、園内梅の香りが漂って、
目と鼻で楽しませてもらいました。
大阪城見物のついでなのか?海外の方もたくさん
いらして、梅を楽しんでらっしゃいました。
そして恒例の和歌の道には、“紫式部集”から季節
の和歌が選んで吊るしてありました。
難波潟 むれたる島の もろとろに 立ち寄るものと
思はましかば
知りぬらむ ゆききにならす 塩津山 よにふる道は
からきものぞと
花といはば いづれかにほひ なしと見む 散りかふ
色の ことならなくに
曇りなく 千歳にすめる 水の面に 宿れる月の 影も
のどけし
恋しくて ありふるほどの 初雪は 消えぬるかとぞ
うたがはれける
などなど。
梅を見た後は、のんびり歩いて谷四に向かいギャ
ラリーに行く前の腹ごしらえって感じで「やたが
らす UDON」さんで和牛の牛すじうどんをすすり
ました。
トロトロの牛すじと弾力のあるうどんがあいまっ
て、めちゃ美味しかったです。
そして、空堀商店街にあるギャラリー“+1art”さ
んで開催している今井祝雄さんの個展「ビデオテ
ープガーデン」を拝見と言うか体験。
ギャラリーの床には、何かしら録画してある108
本のビデオテープから抜き取った磁気テープが敷
き詰められ、その上にアクリル板がのせてあって、
テープの上を歩きながら鑑賞するインスタレーシ
ョンでした。
ビデオテープ世代ってこともあって、ある種のノ
スタルジーとテープを踏みつけると言う罪悪感を
いだきながら記憶媒体の変遷や儚さを踏みしめま
した。デジタルデータは踏めないですしね。。。
壁にはこちらも懐かしいテレビの砂嵐映像が流れ
てました。
次は、難波の“TEZUKAYAMA GALLERY”さんに
移動し、岩田小龍さんの個展「something」と、
上原浩子さんの個展「祈りの庭」を拝見。
岩田小龍さんの「something」、岩田さんはニ
ューヨーク在住のペインターで、今回の作品は、
お土産に鳩サブレーをもらい、その空き缶から
着想を得て、ポップな色彩とユーモラスな描写
で様々なパッケージを描いた作品になってまし
た。
ちょうどコカ・コーラの缶を描いたけっこう大
き目の作品を買おうかどうか迷っているご夫婦
を横目に見ながら、ギャラリーの方がお客さん
に向けて詳しい作品の解説をしているのに耳を
傾けさせてもらいました(ギャラリーさんにと
って買う人はお客さんで、買わない私はただの
冷やかしです)。
冷やかしついでに、上原浩子さんの「祈りの庭」
、上原さんは血管が透けて見えるハイパーリア
ルな人体の彫刻を創られる方で、今回は、身体
と山岳信仰を題材に、力強く合わせた祈りの手
の彫刻、身体と森や川などが融合した作品、着
物を着た人物像、抽象画にも見えるリアルな肌
の絵、屋久島、高千穂、戸隠などイメージした
風景画などが展示してありました。
ハイパーリアルだけど幻想的な作品に魅せられ
ました。素晴らしかったです。
作家さんもいらしてて、曰く、自分の手を見な
がら細部を制作されているそうで、年齢ととも
に肌も変化するし、特に冬は血管が判らないの
で困るってことでした。
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