草間彌生-永遠の永遠の永遠- [美術館]
お正月休みも明け、仕事始めで、さぁ~!やるぞ!と思ったのもつかの間、
いきなりの3連休(世間的には3連休ですが、火曜に振休を取ったので、私
的には4連休なんですよね~♪)の初日、本日からはじまった「草間彌生-
永遠の永遠の永遠-」を観に行ってきました。
先ずは、関連展示をしてあるリーガロイヤルホテル(大阪)に立ち寄って、
特別展示してあるオブジェ「明日咲く花」を拝見。
原色の水玉模様が織り成す、可愛くってほど良く毒のある草間ワールド、
上品なホテルの中で異彩を放っていました!素晴らしい。
関連展示と言えば、朝日新聞大阪本社ビルもすっかり水玉模様!
「水玉強迫」と言うマネキンを使った水玉のオブジェも輝いていました。
そして、本丸の国立国際美術館も入口前には水玉のオブジェが置かれ、
自動ドアも水玉!エスカレーターの上にも水玉のバルーンが浮かび、い
やおうなしに期待が高まります!
地下2階の「大いなる巨大な南瓜」を横目に、地下3階の企画展示場へ。
赤壁に白い水玉の導入部から圧倒されいきなりやられた感じ、最初の部
屋「愛はとこしえ」では、2004年から2007年に作成された、幻想が反復し
ながらうごめくモノクロームの線画の世界。
一枚一枚じっくり眺めていると平衡感覚が狂ってきて、微かな眩暈と不思
議な高揚感・・・!
そして、次の部屋は原色が攻撃的に目に飛び込んでくる極彩色の作品群。
そこを抜けると、六方の白壁に赤い水玉が描かれた部屋にこれまた白に
赤い水玉のチューリップのオブジェが置かれた「チューリップに愛をこめて、
永遠に祈る」という空間作品。
静寂と混沌と狂気が混在・・・美し過ぎます!
最近作のカラー作品が並んだ奥には、この展覧会用に作成したというポー
トレート作品が3点、目に鏡を埋め込んだ自画像が素晴らしい。
最後に「魂の灯」という電飾が無限に広がる鏡の部屋のインスタレーション
を堪能、出口で草間さんを紹介するビデオをしばし鑑賞、齢80を越えなが
らも燃えるような制作意欲と言うか、死の恐怖と自殺願望を押さえ込むため
に必死に作品制作に打ち込む姿が痛々しくもkawaii!・・・素敵です!
4月8日まで開催されています。是非!是非!草間ワールドを味わいに行
ってみてください。
今年の展覧会始め、良いスタートが切れた感じです。
展覧会の腹ごしらえは、新福島駅近くになるラーメン屋「烈志笑魚油 麺香
房 三く」さんで、つけ麺(道産麺)を手繰る。
美しく盛られたシコシコの麺に濃厚なスープがからんでめちゃ美味!途中
“薬”と呼ぶやまつ辻田の七味(薬包紙に包んであります)をかけると印象
ががらりと変わってイイ感じでした。
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