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文楽で夏祭り [文楽]

夏の文楽って感じで、令和五年 夏休み文楽特別
公演 第三部 サマーレイトショー「夏祭浪花鑑
(なつまつりなにわかがみ)」を観に国立文楽
劇場に行ってきました。
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住吉鳥居前の段の浄瑠璃、亘太夫さんと錦吾さん、
奥は睦太夫さんと清友さん。
釣船三婦内の段のキリは千歳太夫さんと富助さん、
アトは咲寿太夫さんと寛太郎さん。
最後の長町裏の段は掛け合いで、義平次を藤太夫
さん、団七を織太夫で三味線は燕三さんでした。
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人形の団七九郎兵衛は、先日、人間国宝に選ばれ
た玉男さん。
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団七の兄貴分釣船三婦には玉也さん、団七女房お
梶を一輔さん、三婦女房おつぎを勘壽さん。
玉島磯之丞は玉翔さんで、磯之丞恋仲の傾城琴浦
は紋秀さん、その琴浦に横恋慕している大鳥佐賀
右衛門は簑之さん。
一寸徳兵衛を玉助さんで、顔に色気があるので磯
之丞を預けられないと言われ顔に焼けたコテをあ
てる徳兵衛の女房お辰を勘彌さん。
佐賀右衛門の命令で琴浦を奪いに来て逆に三婦に
いたぶられるこっぱの権を紋吉さんでなまの八を
簑太郎さん。おつぎを騙して琴浦を連れ去り、団
七に殺される団七の舅の三河屋義平次を和生さん。

“釣船三婦内の段”で、義理が立たないと言って顔
に真っ赤に焼けたコテをあてる徳兵衛の女房お辰
の場面と、団七が祭りばやしの音を背景に舅の義
平次を切り殺す“長町裏の段”が見せ場かなと思い
ます。
ゴタゴタの末に舅を殺すのは、なんだか今でも有
りそうな感じだなと思いながら見てました。が、
さすがに義理や人情で、顔に焼けたコテをあてる
のは、今の感覚では無いかなとは思いますが・。
内容は不条理ですが、夏ですし夏の演目を楽しむ
のは良いもんです。

観劇の後は、観劇仲間の方々と日本語の看板もほ
とんど無く、日本語を話している人も少ない異国
情緒あふれる通りにある四川料理の店「小四川」
さんで、本場の味付けの中華をいただきました。
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羊肉の串焼きが名物みたいで、独特の香辛料の効
いたお肉も、こちらも名物っぽいビャンビャン麺
もモチモチで美味しかったです。

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