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久々の生講談 [講談]

今宵は、千林商店街近くの住宅地にある落語カフェ
「伝楽亭」さんで、2ヶ月に1度のペースでやって
いる旭堂南華さんの講談会「旭堂南華講談会2023」
を聞きに行ってきました。
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演目は2席で、“復讐奇談安積沼(ふくしゅうきだん
あさかのぬま)”と年間続き読みの“野狐三次”でした。
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安積沼は、百物語や歌舞伎などの幽霊画や浮世絵で
もお馴染みの小幡小平次の前段の部分の抜き読みで、
大和(奈良)の富豪の娘が菱川師宣の描いた掛軸の
美少年に恋煩いをしてしまう、娘の恋煩いを癒そう
と父親が菱川師宣の元に出向き、モデルに会わせて
ほしと願うが、モデルの子は両親が殺され江戸の男
郎屋に売られ、そこで歌舞伎役者に見そめられ山井
波門と言う役者になっていた。
大和の富豪は波門に金を渡し、親の仇を討ったら婿
にすると約束し、波門は仇を追って東北をさ迷って
いたが、宿に使った家の向かいに住んでいた大店の
箱入り娘に惚れられ、恋仲になる。ある日、その娘
が殺され、娘のところに通っていた波門が疑いをか
けられる。が、奉行の機転で真犯人を捕まえる時に
娘の幽霊に化けたのが小幡小平次だったと言う話。
そこでもらったお礼の金がきっかけで、小平次が殺
されると言う話に展開するそうです。

野狐三次の方は、続き読みの途中だったので、前の
方の内容は判りませんが、今日の部分は、三次の母
親が勤め先のお店で二百両盗んだ泥棒の濡れ衣をき
けられ、知り合いの鳶の頭と一緒に濡れ衣をはらす
ために母親が務めていた大店に乗り込んで、店の番
頭が犯人だと暴く場面でした。

久しぶりの生講談、面白かったです。

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