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南イタリアの熱いメロディー [観劇(他)]

今日は、兵庫県立芸術文化センターに「世界
音楽図鑑 灼熱のタランテッラ」を聴きに行っ
てきました。
灼熱のタランテッラ.jpg 
兵庫県立芸術文化センターの世界音楽図鑑
ワールド・ミュージック・シリーズは、開館
初期から続いている人気の企画で、民族音楽
など世界の音楽を色々紹介されてます。
今回は、イタリア南部の伝統的な音楽スタイ
ル“タランテッラ”を独自にアレンジし演奏す
るグループで、ミュージシャン6名とダンサ
ー1名の7人構成のダンス・ヴォーカル・グル
ープCGS(カンツォニエーレ・グレカニコ
・サレンティーノ)でした。
CGSは、イタリアはもちろん、世界各国の
ワールドミュージックフェスに参加し、高い
評価を得ているバンドだそうで、初来日だと
言う事でした。

リーダーの優男マウロ・ドュランテさんは、
ヴォーカルとヴァイオリンとタンブレッロ
を担当。
小柄でエキゾチック雰囲気の女性アレッシア
・トンドさんがヴォーカルとタンブレッロ。
ヴォーカルとブズーキを担当するのはエマヌ
エーレ・リッチさん。
伝統的なイタリアの曲のヴォーカルとパーカ
ッションを担当するジャンカルロ・パリアル
ンガさん。
イタリアンバグパイプ、ハーモニカ、リコー
ダーを演奏するジュリオ・ビアンコさん。
ダイアトニック式アコーディオンを演奏する
マッシミリアーノ・モラビトさん。
※ブズーキはマンドリンの様な弦楽器、タン
ブレッロは大き目のタンバリン、どちらもイ
タリアの伝統楽器弦楽器だそうです。
ダンスは、スタイルが良く長い手足で優美に
舞うシルビア・ペッローネさん、華麗なステ
ップと赤いドレスが印象的でした。

タランテッラと言うのは、毒蜘蛛に刺された
時に治療として踊られていた呪術系の舞が発
祥のダンスだそうで、CGSは、特にイタリ
ア半島のかかとにあたるプリーア州のピッツ
ィカをベースに音楽を創作しているそうです。
たまに耳にするようなイタリアっぽい音楽以
外に、少しイスラム圏の音楽が融合したよう
な官能的な楽曲もあって面白かったです。

リーダーのマウロ・ドュランテさんが、これ
が南イタリアスタイルだと会場を煽って、立
てる人は全員立って、手拍子をしながら踊っ
て歌ってと楽しい時間を過ごしました(踊る
と言っても高齢の方が多かったので軽く身体
を揺らす程度でしたが・・・)。

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