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最近談春さんばかり聞いてるかも [落語]

本日は、森ノ宮ピロティホールで開催された「芸歴
40周年特別企画 立川談春独演会~これから~」を、
聴きに行ってきました。
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演目は、“夢金”と“明烏”。どちらも上方落語では同
系統が無い噺ではないかと思います。
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夢金は、タイトル通り夢オチの噺で、毎夜、金が欲
しいと大声で寝言を言うほど欲張りな船頭の熊さん、
雪と北風の強い晩、船宿に怪しげな若い浪人とその
妹と称する大店のお嬢さん風の娘が、舟を出してく
れと入ってくる。
寒いので船頭を引き受けたくない熊さんだが、ご祝
儀をたっぷり出すと言う言葉で欲に目がくらんで舟
を出すことになった。
途中、浪人から、娘は妹ではなく殺して金を奪おう
と思っているので手伝えと脅される。が、機転を利
かせて娘を救い、大店に送って行ったらお礼をたん
まりともらってと言う話。
談春さんの表現する寒空に舟を漕いでいる姿が印象
的でした。

明烏は、吉原の廓噺で東京の落語の代表格と言うか
八代目桂文楽師匠の十八番ってイメージが強い落語
です。吉原で若旦那ときたら道楽者で勘当されてと
言うのが定番ですが、こちらの若旦那は、堅物と言
う設定、おやじさんの策で、近所の遊び人2人に初
めて吉原に連れてこられて大騒ぎと言う内容。
何故かこの噺、内容とは無関係の甘納豆を食べる仕
草が有名で、談春さんもとりあえずやりながら甘納
豆を食べる仕草がもてはやされる意味が判らんなど
と言いながら上手く食べてらっしゃいました。

芸歴40周年特別企画ってことで、1月から10月まで
10ヶ月連続公演が企画されているみたいです。
土日や祝日の公演日も数回あるので、その辺りを狙
ってお邪魔できればと思ってます。
5月予定の“居残り佐平治”は聞きたい演目です。

落語の後、京橋にある「ぎょうざの満洲」さんで、
タンメンと餃子をいただきました。
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関西圏の餃子は2系統の王将があるので、満洲はあ
まり見かけませんが、何故か京橋にあって、たまに
タンメンが食べたいときによる感じです。すこし厚
めの皮の餃子も美味しい。

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