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2011ピッコロ寄席 桂枝雀一門会 [落語]

時より雨がぱらつき、急に秋の気配が漂った土曜日、本日はピッコロ
シアターに「2011ピッコロ寄席 桂枝雀一門会」を聴きに来ました♪
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今日の演目は、雀五郎さんの“宿屋町”、お伊勢参り帰りの大津の宿
で大阪の若いもん喜六と清八が馬鹿騒ぎしながら宿を選び、その宿
でも宿賃が安いの風呂と飯をい一緒に済ませたいなど無理を言いな
がらワイワイ楽しく過ごす姿を楽しく聞かす噺。

紅雀さんの“花色木綿”、貧乏長屋に泥棒に入った男、取る物が何も
無いのにモタモタしていたら、間の悪いことに家の者が帰ってきて、
慌てて隠れていると、その家の者が、滞納した家賃を誤魔化そうとし
て、心配してやってきた大家に、取られていない(持ってもいなかった
物)物を取られたと説明しだすって噺。

雀松さんの“替り目”、酔っぱらいのおかしな言動と、文句を言い合い
ながらも仲むつまじい夫婦愛の噺。雀松さんの少しだけ上品さの見え
隠れする酔っぱらい姿と、やさしげなおかみさんの風情が素敵です。

仲入後は、南光さんの“あくびの稽古”、色々な習い事をする男、たま
たま出会った友達を無理やり連れてあくびの稽古に出向く、習ってる
男は色々指導を受けるがなかなか上手くあくびができないが、無理や
り連れてこられた男は退屈のあまり上手にあくびをするって噺。
話の内容もさることながら、南光さんのとぼけた男の姿を、見ているだ
けで大笑いしてしまいました。

最後は文我さんの人情噺“さじ加減”、神信心ばかりしていた医者の倅
玄益が住吉っさんへの参拝の帰り、雨宿りでよった住吉新地の店で出
会った芸妓のお花に入れあげた挙句に勘当、我に返った玄益は医業
に精を出し、半年後に久々に住吉新地に行ってみると、お花は玄益恋
しさに病になっていた。新地のお茶屋加納屋にカモにされ病人のお花
を身請けし、一生懸命お花を看病して全快させたら、あろうことか証文
を持ち出して、口約束の身請けなどなんの証にもならないと、お花を新
地に連れ戻そうとするが、大家が加勢に出てきて、名奉行小笠原伊勢
守の裁きで、無事お花と玄益を助けると言う噺。
じっくり聴かせてくれる文我さんの人情噺で〆ってのは、なんだか晴れ
やかな気分で会場を後にすることができて嬉しい!(気分は晴れやか
でも、天気は小雨でしたが・・・)

落語前の腹ごしらえは、塚口まで行かずに大阪駅前第1ビルのロシア
料理の店「モスクワ プリュス シェミ」さんで“フィッシュプレートランチ”を
いただきました。
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魚とホタテのホイル焼にザベカンカとビーツサラダののったプレートと
ロシア料理と言えばやっぱりボルシチ!ボルシチ美味いぃ~~!
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