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久々に講談 [講談]

朝、昼、晩と暑くない時間帯が無いってくらい異常に暑い
日が続いてますね!
早くも夏バテ気味ですが、今宵は、いつもお世話になって
いる梅田にあるジャズバーパイルドライバーさんで不定期
に行っている講談会「玉田玉秀斎・旭堂南照 二人会」を
聴きに行ってきました。今回で8回目になるそうです。
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先ずは、玉秀斎さんと南照さんが並んで登場し、近況やこ
れからの講談会の告知をしばし。
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10月23日に大丸心斎橋劇場でやる二人会では、玉秀斎さ
んが作った新作"ある女性ジャズシンガーの物語”を南照
さんが語り、南照さんが作った新作"藤本儀一作 鬼の詩”
を玉秀斎さんが語るという試みをなさるそうですが、演
目のタイトルは決まっているけど、中身はこれからだそ
うです!
そして、8月5日にやる一門会では、南遊さんと言う尋常じ
ゃないくらい滑舌の悪い若手の講釈師さんが滑舌良くしゃ
べれるかどうかが見せ場と言う不思議な話や三題噺形式で
直木賞候補作家の木下昌輝さんが即興で小説を書き、玉秀
斎さんが講談の中でそれを語る"書く語る”と言う試みの
話を聞かせてくれました。

そんでもって、本編の講談の方は、南照さんが"男の花道”
で、玉秀斎さんが"三代目 玉田玉秀斎”と言う噺。
映画や舞台にもなっているのでご存知の方も多いと思いま
すが、男の花道は、三世中村歌右衛門と長崎で医学を学ん
だ目医者土生玄磧の友情物語。
旅の宿で歌右衛門の失明の危機を救った玄磧、お礼の金を
受け取らないので、歌右衛門は呼んでくれたら必ず駆けつ
けると約束して別れ、江戸に行って大活躍。
一方、玄磧の方も江戸に戻ったが、まじめで頑固な性格が
災いして貧乏暮らしをしている。ある日、玄磧が嫌々行っ
た酒宴で、雇い主から舞を踊るように命令されるが、自分
は踊れないけど、一声かけたら歌右衛門が来て代わりに踊
ってくれると言い出し、もし、来なかったら切腹するって
ことになってしまい、劇場に出演中の歌右衛門に手紙を書
き、その手紙を受け取った歌右衛門、舞台でお客さんに事
情を説明し、しばし舞台を離れる了承を得て、切腹寸前の
酒宴の席に駆けつけると言う話。

三代目玉田玉秀斎の方は、100年ほど前の話で、旅回りの
途中、今治の旅館の女将さんと恋仲になり大阪に駆け落ち
をしてしまう。当時は姦通罪と言う罪があり、女将さんの
縁者(子供たち)も今治にいられなくなって大阪に上り玉
秀斎と暮らす。
ちょうど講談の速記本が全盛期で、義理の息子の力もかり
て速記本を出し生計を立てていたが、だんだん売れなくな
り困って義理の息子が書き始めた猿飛佐助を主役にした真
田十勇士が大ヒット!という話。

どちらも面白かったです。

講談前の腹ごしらえは、大阪駅前ビルの洋食屋「ステーキ
&ハンバーグ ぶどう亭」さんでカットステーキセット。
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肉!肉!って感じで美味しかったです。
土用には、うなぎのように"う”のつく食べ物を食べると良
いってことと、丑と牛って語呂もイイので"牛”を食べてみ
ました!笑

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