冬の終わりのギャラリーめぐり [美術館]
明日の節分を過ぎると立春。暦の上ばかりではなく仄かに春
を感じる日ざしの中、今日は、のんびりギャラリーめぐりを
してきました。
先ずは、東天満の帝国ホテル大阪横にある“ARTCOURT Gall
ery”さんの「The ACG Collection 大西康明・新平誠洙・水
野勝規」を拝見。
大西康明さんの“circulation of water”と言うポリエチレンシ
ートの作品は、昨年、新潟で開催された「水と土の芸術祭20
18」でも見せてもらったんですが、ギャラリーの空間に吊る
されると雰囲気が違って面白かったです。
新平誠洙さんの芥川龍之介の地獄変を題材に田能村直人と富
岡鉄斎を描いた“Hell Screen(地獄変屏風)”と言う銀色の
屏風は異彩を放っていました。
水野勝規さんの“間”をテーマにしたモノクロ映像“monotone”
と飛行機雲の映像“sky record”。ぼんやり眺めていると、な
んだか時間を忘れそうになりました。
そして、OAP彫刻の小径2018-2019で野外展示されている
ジャウマ・アミゴーさんと川島慶樹さんの彫刻作品「オーガ
ニック・パラダイス」も拝見。
野外彫刻ですが、常設ではなく1年半ごとに入れ替わると言う
面白い試みの展示です。
次は、谷六に移動して“+1art”さんでやっている発酵をテー
マにした「発酵をよむ 藤枝守・井上明彦・稲垣智子」を拝見。
テーマが発酵と言う事で、実際に壺で酒を発酵させながらそ
の音をマイクで拾って、周りに配置した小さな壺に入ったス
ピーカーで響かせる藤枝守さんの音響作品、床にひかれた塩
のスクリーンには、麹が24時間で成長する様子を顕微鏡で観
察した稲垣智子さんの映像作品(24時間を4分に早回し)が
流れ、ギャラリー空間を甕に見立てた井上明彦さんのインス
タレーションの中で融合し、摩訶不思議な雰囲気を創り出し
ていました。
発酵音は、せせらぎとかすかに泡の弾ける音が混じったよう
な音で、いつまでも聞いていられる素敵な音でした。ギャラ
リーの方曰く、はじめはもっと穏やかな音だったのが発酵が
進んで、ちょっと激しい音に変化してきたそうです。
私は下戸なのでお酒は飲めませんが、仄かに香る甘いお酒の
香りもイイ感じでした。ギャラリーの方に色々お話を聞かせ
ていただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
そして次は、肥後橋に移動して若狭ビルにある3軒のギャラリ
ーをはしご?!笑
先ずは、3階の“Yoshimi Arts”さんで開催している佐藤未希
さんの個展「この顔をみたことがあるか」を拝見。
透明感のある色合いで揺らいだような顔が描かれた作品は、
優しさと毒が混在し、独特の雰囲気を漂わせていました。
ちょうど作家さんがいらしてて色々お話をさせてもらったん
ですが、山形出身で今は富山で暮らしているそうで、気候や
光の影響で色の見え方が全然違って苦労していると言う話は
さすが色に対する感受性が鋭いなって感じでした。私も山形
には行ったことがあったので、美味しい蕎麦など絵とは関係
無い方向に話は転がっていきましたが・・楽しい時間でした。
次は、4階の“SAI GALLERY”さんでやっている高柳恵里さん
の個展「性能、他」を拝見。
剪定鋏と枝が置かれた台やちょっとだけ浮いているシュガー
ポットや眼鏡ケースや壁紙や額などなど、気付かない程度の
何気なさの中の違和感を感じさせる作品だそうですが、説明
されないと作品だとも気付かないくらいの何気なさでした。
最後は、2階の“The Third Gallery Aya”さんで石川竜一さん
の個展「home work」を覗いてみました。
先日、兵庫県立美術館でやっている「Oh!マツリ☆ゴト 昭和
・平成のヒーロー&ピーポー」で、どろどろしたような濃厚な
沖縄の作品を拝見させてもらいました。こちらは自宅や自宅の
窓から見える日常の光景を撮影した作品だそうです。が、自宅
の窓からオスプレイが日常的に見えると言うのは、やはりイン
パクトが有りますね。
一日かけてギャラリーを何軒かめぐると、自主的な街中アート
祭って感じで楽しいですね。今年はギャラリーめぐりが増えそ
うです。
本日の昼ごはんは、東天満にある「おむらいす屋」さんと言う
オムライス屋さんで、オムライス(ビーフ&トマトソース)を
いただきました。
玉子でしっかり包んだ大きなオムライスにはトマトソースが
たっぷりかかって美味しい!めちゃデカの大盛りと言うのも
有ったんですが、普通で十分お腹いっぱいになりました。
を感じる日ざしの中、今日は、のんびりギャラリーめぐりを
してきました。
先ずは、東天満の帝国ホテル大阪横にある“ARTCOURT Gall
ery”さんの「The ACG Collection 大西康明・新平誠洙・水
野勝規」を拝見。
大西康明さんの“circulation of water”と言うポリエチレンシ
ートの作品は、昨年、新潟で開催された「水と土の芸術祭20
18」でも見せてもらったんですが、ギャラリーの空間に吊る
されると雰囲気が違って面白かったです。
新平誠洙さんの芥川龍之介の地獄変を題材に田能村直人と富
岡鉄斎を描いた“Hell Screen(地獄変屏風)”と言う銀色の
屏風は異彩を放っていました。
水野勝規さんの“間”をテーマにしたモノクロ映像“monotone”
と飛行機雲の映像“sky record”。ぼんやり眺めていると、な
んだか時間を忘れそうになりました。
そして、OAP彫刻の小径2018-2019で野外展示されている
ジャウマ・アミゴーさんと川島慶樹さんの彫刻作品「オーガ
ニック・パラダイス」も拝見。
野外彫刻ですが、常設ではなく1年半ごとに入れ替わると言う
面白い試みの展示です。
次は、谷六に移動して“+1art”さんでやっている発酵をテー
マにした「発酵をよむ 藤枝守・井上明彦・稲垣智子」を拝見。
テーマが発酵と言う事で、実際に壺で酒を発酵させながらそ
の音をマイクで拾って、周りに配置した小さな壺に入ったス
ピーカーで響かせる藤枝守さんの音響作品、床にひかれた塩
のスクリーンには、麹が24時間で成長する様子を顕微鏡で観
察した稲垣智子さんの映像作品(24時間を4分に早回し)が
流れ、ギャラリー空間を甕に見立てた井上明彦さんのインス
タレーションの中で融合し、摩訶不思議な雰囲気を創り出し
ていました。
発酵音は、せせらぎとかすかに泡の弾ける音が混じったよう
な音で、いつまでも聞いていられる素敵な音でした。ギャラ
リーの方曰く、はじめはもっと穏やかな音だったのが発酵が
進んで、ちょっと激しい音に変化してきたそうです。
私は下戸なのでお酒は飲めませんが、仄かに香る甘いお酒の
香りもイイ感じでした。ギャラリーの方に色々お話を聞かせ
ていただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
そして次は、肥後橋に移動して若狭ビルにある3軒のギャラリ
ーをはしご?!笑
先ずは、3階の“Yoshimi Arts”さんで開催している佐藤未希
さんの個展「この顔をみたことがあるか」を拝見。
透明感のある色合いで揺らいだような顔が描かれた作品は、
優しさと毒が混在し、独特の雰囲気を漂わせていました。
ちょうど作家さんがいらしてて色々お話をさせてもらったん
ですが、山形出身で今は富山で暮らしているそうで、気候や
光の影響で色の見え方が全然違って苦労していると言う話は
さすが色に対する感受性が鋭いなって感じでした。私も山形
には行ったことがあったので、美味しい蕎麦など絵とは関係
無い方向に話は転がっていきましたが・・楽しい時間でした。
次は、4階の“SAI GALLERY”さんでやっている高柳恵里さん
の個展「性能、他」を拝見。
剪定鋏と枝が置かれた台やちょっとだけ浮いているシュガー
ポットや眼鏡ケースや壁紙や額などなど、気付かない程度の
何気なさの中の違和感を感じさせる作品だそうですが、説明
されないと作品だとも気付かないくらいの何気なさでした。
最後は、2階の“The Third Gallery Aya”さんで石川竜一さん
の個展「home work」を覗いてみました。
先日、兵庫県立美術館でやっている「Oh!マツリ☆ゴト 昭和
・平成のヒーロー&ピーポー」で、どろどろしたような濃厚な
沖縄の作品を拝見させてもらいました。こちらは自宅や自宅の
窓から見える日常の光景を撮影した作品だそうです。が、自宅
の窓からオスプレイが日常的に見えると言うのは、やはりイン
パクトが有りますね。
一日かけてギャラリーを何軒かめぐると、自主的な街中アート
祭って感じで楽しいですね。今年はギャラリーめぐりが増えそ
うです。
本日の昼ごはんは、東天満にある「おむらいす屋」さんと言う
オムライス屋さんで、オムライス(ビーフ&トマトソース)を
いただきました。
玉子でしっかり包んだ大きなオムライスにはトマトソースが
たっぷりかかって美味しい!めちゃデカの大盛りと言うのも
有ったんですが、普通で十分お腹いっぱいになりました。
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